黄金柑(おうごんかん)とは?
黄金柑(おうごんかん)は、明治時代に鹿児島県日置郡で黄金柑(きみかん)として食べられていました。のちに黄金柑(きみかん)が流通するようになり、黄金柑と呼ばれるようになり、一般的に流通しない幻のみかんと言われています。また別の名を、ゴールデンオレンジと呼ぶこともあります。オレンジより黄色い皮が特徴です。
黄金柑の味の特徴
黄金柑は甘いレモンのような香りがあり、さわやかで果汁が多く、酸味が控えめのグレープフルーツのような味です。見た目は果皮が黄色く、少しでこぼこしています。香りと甘さ、酸味のバランスが絶妙です。
黄金柑の旬はいつ?
特に美味しい旬の時期は春です。酸っぱさもありつつ、甘みも十分強い果物なので、生でも食べられます。ぜひ、一度は食べてみてください。ジャムやマーマレードも簡単に作れるので、お家でなにか手作りものを作ってみたいという方におすすめです。
黄金柑の保存方法は?
黄金柑は、直射日光の当たらない冷暗所に保管することが基本です。冷暗所に保管することで、1週間〜10日間くらいもちます。美味しいときに食べたいのであれば、なるべく早めに食べることをおすすめします。
気温が高いときに、黄金柑を保管する際は、冷蔵保存にしておくとよいでしょう。その方が長持ちするので、気候に合わせて、冷暗所か冷蔵保存か見極めて保存するようにしてください。
黄金柑(おうごんかん)の選び方
選び方の基本は皮の色と重さ
黄金柑の選び方にも、コツがあるのでお伝えしていきます。まず、黄金柑の皮が鮮やかな黄色い色になっていることを確認します。また黄金柑を持ったときに少し重みを感じるものを選ぶとよいでしょう。
皮の傷は気にしなくてもよい
果皮に貼りがあるかもおいしい黄金柑の選び方のポイントです。黄金柑の黄色い皮にうっすら傷やしみがあることもありますが、それは味には関係ないようです。気にしなくてもよいでしょう。ぜひ色味と重さを意識して、選ぶようにしてみてください。
黄金柑はどうやって食べるの?
黄金柑の皮は厚めで、手でむいて食べることができます。また種は入ってることがありますが、量が少なめなので、比較的そのままでも食べやすいです。
おすすめの食べ方①そのまま食べる
おすすめの黄金柑の食べ方は、黄色い外皮を剥いた後4つに切って、4分の1を丸ごと口に入れる食べ方です。ジューシーな果汁が口の中に一気に広がります。ちょうどいい大きさで食べやすいサイズです。
おすすめの食べ方②皮ごとジャムにする
材料
- 黄金柑:2~5個
- 砂糖:100g
- はちみつ:スプーン1杯
- レモン(輪切り):1個分
- ワイン:1/2カップ
作り方
- 黄金柑の皮を洗い、半分に切る
- ジューサーで搾り、内皮と種をスプーンで取り出す
- 外皮は千切りにする
- 砂糖・はちみつ・レモン・ワインを加え、60分煮込む
ボタニ子
おすすめの食べ方③マーマレード
材料
黄金柑:好きなだけ
砂糖:黄金柑30%分
水:適量
作り方
- 黄金柑を洗って輪切りにする
- 鍋に砂糖と黄金柑が浸るくらいの水を入れる
- 強火で煮ていく
- 煮立ってきたら中火にしてアクを取る
- とろみがつくまでじっくり煮込む
おすすめの食べ方④ほうれん草と黄金柑のグリーンスムージー
材料
- ほうれん草:1パック
- りんご:1個
- 黄金柑:2個
- 水:200cc
作り方
- 黄金柑は横に2つに切って種を取る
- ほうれん草・りんごを適当な大きさに切る
- ミキサーに入れてなめらかになるまで混ぜる
ボタ爺
皮のほろ苦さが苦手な人は、皮の分量を調整してみると飲みやすくなるぞ。
ボタニ子
紹介した果物や野菜だけでなく、好きなものを入れればいろんな味が楽しめるね!
おすすめのフルーツ黄金柑(おうごんかん)
おすすめのフルーツ黄金柑についてお伝えしていきましたが、いかがだったでしょうか?黄金柑というみかんの種類は、あまり知られていないようですが、香りも柑橘系で、甘く、気品を感じることができる味です。
パンやヨーグルトに合わせて食べると、美味しく仕上がるのでおすすめです。