金柑(きんかん)の食べ方!保存方法やアレンジレシピまでご紹介

金柑(きんかん)の食べ方!保存方法やアレンジレシピまでご紹介

今回は冬に旬を迎えるきんかんの食べ方をご紹介です。おいしいきんかんの見分け方、食べ方、保存方法やアレンジレシピまでしっかり解説しています。生で食べても調理してもおいしいのがきんかんの魅力です。あまり食べたことがないという方も、ぜひ今年は挑戦してみてください。

記事の目次

  1. 1.きんかんとは
  2. 2.きんかんの食べ方
  3. 3.きんかんのアレンジレシピ
  4. 4.きんかんの保存方法
  5. 5.きんかんのおすすめブランド
  6. 6.まとめ

きんかんとは

きんかんはミカン科キンカン属の果物です。原産は中国で、江戸時代ごろに日本に伝来しました。国内では、宮崎県で最も多く生産されており、つぎに生産量が多いのが鹿児島県や熊本県です。皮と実が甘く、その間にある白い部分に苦みがあり、まるごと食べておいしい果物です。

きんかんは冬が旬

11月頃から温室栽培のものが出回り始め、1月~3月が旬の果物です。本来は「金柑」という字を書きますが、「金冠」という字をあてられ、また丸くて黄金のような色をしていることから、富の象徴としておせちにも使われます。

おいしいきんかんの見分け

おいしいきんかんは粒が大きく艶があり、濃いオレンジ色をしています。さらに、表面にハリがあり、重みを感じるものを選びましょう。ヘタが緑色でみずみずしいのも新鮮なものの目印です。傷がついているものや変色しているもの、ヘタが枯れかかっているようなものは避けたほうがよいでしょう。

おいしいきんかんの見分け方

  • 粒が大きい
  • 艶がある
  • 濃いオレンジ色をしている
  • ハリがある
  • 重みがある
  • ヘタがみずみずしい

きんかんの食べ方

きんかんは生でも加熱してもおいしく食べられる果実です。皮ごと食べられるのでその分手間が少なく、調理にもつかいやすいのが特徴です。ここではそのまま食べる以外にも、甘露煮、肉料理のソース、サラダのトッピングといった食べ方をご紹介します。

食べ方①生で食べる

きんかんは皮ごと食べられる果物です。皮に近いところに甘み成分が多いので皮をむいてしまうと苦みを多く感じてしまい、かえっておいしくありません。また皮がとても薄いのでそもそも剥いて食べることに適さない果物です。完熟のきんかんはおいしいうちに生で食べましょう。

そのまま冷凍する

「きんかんがたくさんあるけれど、生では食べきれない、調理するのも面倒」というときにはそのまま冷凍するのも選択肢の1つです。半解凍の状態ならシャーベットのような触感を楽しめます。もちろん皮ごと。氷がわりにお酒やジュースに入れでも見栄えがよく、いつものメニューがごちそうに変わります。

食べ方②甘露煮

甘露煮もきんかんを丸ごと食べられる調理方法です。きんかんをゆでてから、水と砂糖を入れて煮詰めます。そのまま食べても、ヨーグルトにトッピングしてもおいしく食べられます。煮詰めてできたシロップも水や炭酸・お湯などで割っておいしくいただけます。すこし時間はかかりますが、きんかんの下処理が少ないので比較的かんたんなレシピです。

醤油を加えてうまみアップ

甘露煮を作る際に醤油を隠し味として加えるとことで甘みが引き立ちます。

ボタニ子

ボタニ子

すいかに塩をかけて食べると甘みを強く感じるのと同じ原理かしら?きんかんは苦みもあるから甘みが強くなればこどもでもおいしく食べられそう!

お弁当のおかずにも

きんかんをお弁当に入れると聞くと驚かれる方もいるかもしれません。しかし、きんかんの甘露煮はおせちにも入っているのでお弁当に入れても違和感はあまりありません。いろどりもよいですし、デザートとしても見栄えがします。

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きんかんのアレンジレシピ

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