東京近郊の桜の名所15選！お花見に見頃の時期や混雑状況を解説

お花見と言えば昼間は子供連れの家族がピクニックをしたり、夜はサラリーマンや学生が宴会をしたりするのが、日本の風物詩にもなっていますね。東京の都心でも整備された公園でピクニックができたり、バーベキュー設備のある場所もあります。定番の場所から穴場の場所まで5つ紹介します。

東京23区内にありながら、広大な面積（631,530.67㎡）の公園です。家族でお花見ピクニックをするのにおすすめで、バーベキュー設備もあるのため、事前に予約すれば利用も可能です。敷地内にはレーガン大統領夫人来日記念で植樹した桜もあり、「レーガン桜」と呼ばれています。

北区の「飛鳥山公園」は、江戸時代から花見の名所として庶民に親しまれてきた公園です。園内の桜の種類ははソメイヨシノ、サトザクラなど約600本で、散策したり広場でお弁当を食べながらお花見ができます。園内には新1万円札の絵柄にも決まった渋沢栄一の資料館もあります。

都心のオアシスとして親しまれている、代々木公園の敷地（540,529㎡）には、ソメイヨシノ、カワヅザクラ、サトザクラ、ヤマザクラなど約700本の桜が植栽され、2月下旬から楽しむことができます。ソメイヨシノが満開になる頃には、花見客でにぎわう有名スポットです。

上野恩賜公園は日本初の都市公園です。地形は小高い山のようになっているので「上野の山」と呼ばれ、ソメイヨシノ・サトザクラ・ヤマザクラなど約1,200本の桜が植栽されています。江戸時代に上野の山に植樹されたのをきっかけに、お花見の文化も広がり、桜の季節の混雑は日本一です。

荒川のスーパー堤防が整備された際に、南北2キロメートルの堤防に約1,000本の桜を植栽しました。桜の咲く季節が近づくと「小松川千本桜まつり」が開催され、多くの人でにぎわい混雑します。堤防わきには「バーベキュー広場」もあるので、予約をすれば利用できます。

東京でのお花見は、都会の風景と桜の花が幻想的に演出されているのが魅力でもあります。夜になるとライトアップやイルミネーションとのコラボレーションで、より桜の美しさを見せているところも素敵です。そこで「パワースポットの桜」と「夜桜」がおすすめの名所5つをご紹介します。

境内にはソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラなど数種類の桜が約30本植栽されています。西新井大使は「空海」の名でよく知られている弘法大師ゆかりのお寺です。厄除けで有名ですが、それはお寺周辺で悪疫病が流行った時に、空海が観音像を彫り安置したところ、病が平癒したからと言われています。

にぎやかなイメージの新宿にある穴場的な神社が「花園神社」です。江戸幕府以前からこの辺りの鎮守の神として大切にされてきました。ソメイヨシノ・シダレザクラ・ヤマザクラなど30本もの桜のアーチが出迎えてくれ、桜の精と言われているコノハナノサクヤヒメが祀られた芸能浅間神社も併設しています。