ナガバオダモカの育て方
育て方①置き場所
ナガバオモダカは暗い場所でも育てられますが、できれば日当たりの多い場所での育てるのが最適です。ナガバオモダカは水深が深い場所でも生息している植物ですが、水深10cm程度が理想です。冬越しをする際に水面が凍るほど寒い地域の場合は、水面が凍ることも考慮してある程度の水深を用意するか、屋内の移動が必要です。
育て方➁植え方
土は赤玉土がおすすめです。赤玉土を使用する場合は鉢植えに入れる前に赤玉土をよく練る必要があります。市販の水生植物用の用土だとそのまますぐに使用できます。植え方には少々コツが必要で、根全体にしっかりと用土が絡みつくような植え方をしなくてはいけないため、片手でナガバオモダカを持ちながら少しずつ用土を入れる必要があります。
育て方➁水やり
ナガバオモダカの水やりは基本的に根が水深1~10cmほど浸かる状態を維持することを意識して与えましょう。
育て方④増やし方
ナガバオモダカの増やし方は株分けが最適です。ナガバオモダカを掘り出してみると簡単に株が分かれます。株が分かれたらそれぞれの鉢に植えつけてください。植え替えをするついでに株分けを行うといいでしょう。
育て方⑤剪定
ナガバオモダカは基本的に剪定が必要ない植物です。しかしナガバオモダカは繁殖力の高い植物なので、放置しておくと、どんどん根を伸ばしていきます。伸びすぎて見栄えが悪いと感じた場合は根を切ってあげましょう。
ナガバオモダカの管理方法
肥料は必要なのか
ナガバオダモカは株分けなどして増やしたい場合は肥料が必要ですが、観賞用に育てるだけであれば肥料は基本的に必要ありません。
剪定後の対応
ナガバオダモカは注意外来植物のため、剪定後の必要なくなった株に関しては環境省から野外への破棄は禁止されています。そのため、燃えるゴミに出す、もしくはメダカなどの魚の水槽に入れるか、株分けして増やすかの対応になります。
出典:写真AC