緑色の野菜って何種類ある？日本で栽培できそうな緑色の野菜18種類紹介！

アオイ科の野菜は、ハイビスカスのように美しい花を咲かせるものが多いです。切ると粘り気がでるのも特徴のひとつです。

オクラは、切ると粘り気がでる緑黄色野菜です。果実を切った断面は星型の形をしている珍しい野菜です。果実の表面には短い毛や、肉眼では確認できない小さなトゲが生えていることがあります。オクラの花は、夜から早朝にかけて開花し、昼にはしぼんでしまうのが特徴です。

モロヘイヤは夏真っ盛りの8月に旬を迎える、日本ではまだ比較的新しく珍しい葉物野菜です。葉を切ると粘り気がでる特徴があります。モロヘイヤと呼ばれることが多いですが、シマツナソという名前でも知られています。

キク科・アブラナ科・マメ科・アオイ科以外にも見た目が緑の野菜はあります。緑の野菜は、葉物野菜・果菜類など問わず多く存在しているのです。なかには、可食部が茎という珍しい野菜も存在しています。

ホウレンソウは、見た目が小松菜によく似ている葉物野菜です。小松菜とは茎や葉っぱで見分けられます。ホウレンソウには主に2つの種類があり、葉っぱが厚く丸みがあるもの、葉っぱが薄く切れ込みがあるものに分かれます。

ニラは野菜のなかでは珍しい多年草です。万葉集にも名前が登場する古い野菜でもあり、ヒガンバナ科ではなくユリ科やネギ科として紹介されていることもあります。一般的にニラは緑色の野菜ですが、栽培方法が違う黄色い葉のものも出回っています。

キュウリはつる性の野菜であり、完熟していない未熟な果実です。一般的に食べているキュウリは熟す前の緑色をしていますが、完熟すると黄色になります。なかには未完熟の果実が白色の珍しいキュウリもあります。

ピーマンはトウガラシの栽培品種ですが、トウガラシほどは辛くありません。果実は緑色をしていますが、中身は種子以外が空洞という特徴があります。ピーマンの果実が緑色なのは、まだ熟していないためです。熟すと赤色や黄色になります。

アスパラガスは、茎を食べる野菜です。野菜の中では珍しい多年草であり、10年以上も育てた株からアスパラガスを収穫できます。アスパラガスには、白いアスパラガスもありますが、主流なのは緑色のグリーンアスパラガスです。白と緑色のアスパラガスの違いは、栽培方法にあります。

緑色の野菜は、葉物野菜・果菜類などいろいろな種類があります。今回紹介した以外にも、まだまだたくさんの緑色の野菜があります。機会があれば、ぜひお気に入りの野菜を見つけて栽培してください。