6月が旬の野菜とは?
6月は春が終わり徐々に夏に近づく季節です。夏に向けて出回る野菜や、6月で終わってしまう野菜もあります。野菜は旬なものが一番美味しいです。今回は6月に旬を迎える野菜を紹介します。
6月に旬を迎える野菜<葉物野菜>3選
葉物野菜とは、可食部が葉の野菜のことです。例をあげるとキャベツやレタスなどです。ここでは、6月に旬を迎える葉物野菜を3選紹介します。
①サラダナ
学名 | Lactuca sativa var. capitata |
分類 | キク科 |
食べ頃 | 5月~6月、9月~10月(露地)、12月~3月(ハウス) |
種類 | 一年草 |
サラダナは、レタスの仲間で結球が緩いレタスのことを指します。結球するといっても、中心の芯の部分だけで回りの葉はほとんど結球しません。葉の色もレタスよりは濃い緑色で、歯ごたえも柔らかい特徴があります。サラダナは葉を食べる野菜なので、収穫せずにそのまま置いておくと夏の7月に黄色い花が咲きます。
サラダナの旬は?
サラダナの一番の旬の時期は露地栽培のものが出回る初夏と秋です。サラダナは、ほぼ通年出回っていますが、冬や春に出回っているものはハウス栽培されたものです。露地栽培のものは、5月~6月の初夏と9月~10月の秋にしか出回りません。
サラダナの美味しい食べ方
サラダナは、生のまま食べられる野菜です。おすすめのレシピはサラダや、焼肉をサラダナで一緒に包んで食べるというものです。炒めたり茹でたりしても美味しいですし、和え物や炒め物の食材としても活躍します。
②モロヘイヤ
学名 | Corchorus olitorius |
分類 | アオイ科もしくはシナノキ科 |
食べ頃 | 6月~9月 |
種類 | 一年草 |
モロヘイヤはシマツナソの名前でも知られる若葉を食材にする葉物野菜です。栄養価も非常に高い野菜なので「野菜の王様」の異名があります。モロヘイヤは若葉や若い茎は安全に食べらますが、熟した果実は食べてはいけません。熟した果実は毒性があります。モロヘイヤの原産地がもとから暑い地域のため、夏が栽培時期です。
モロヘイヤの旬は?
モロヘイヤの旬は夏です。育てる期間も収穫する期間も夏の6月から続き、7月・8月とピークを迎え9月には終わりを迎えます。
モロヘイヤの美味しい食べ方
モロヘイヤは、ホウレンソウや小松菜が品薄になる夏に食べられる葉物野菜です。そのため、夏の葉物野菜として重宝されています。和え物や炒め物などの食べ方がおすすめです。また、モロヘイヤは細かく切って叩くとネバネバするのが特徴です。そのネバネバを生かし、とろろやスープの具材にする食べ方も美味しいですよ。ゆでてみじん切りにしたモロヘイヤと納豆、納豆のたれを混ぜ合わせるだけのシンプルレシピもおすすめです。
③クウシンサイ
学名 | Ipomoea aquatica |
分類 | ヒルガオ科 |
食べ頃 | 7月~9月 |
種類 | つる性多年草・一年草 |
クウシンサイは、「ヨウサイ」「エンサイ」などの名前で知られる東南アジア原産の葉物野菜です。クウシンサイという呼び名は、中国でつけられた名前であり茎の中身が空洞であることが由来となっています。
クウシンサイの旬は?
クウシンサイの旬は夏の7月~9月です。秋には収穫が終わり、それ以降は出回らなくなるので食べるときは時期を逃さないようにしましょう。
クウシンサイの美味しい食べ方
クウシンサイのおすすめレシピは炒め物です。シャキシャキとした食感が楽しめます。お好みの野菜や肉、ソーセージなどを入れて炒めましょう。その他にも、和え物やスープの具材、生で食べられるのでサラダにも活躍します。クウシンサイはいろいろな食べ方ができる万能食材です。