はじめに
5月になると天気も安定して暖かい日が続き、野菜づくりを始めるには最適ですね。家庭菜園にチャレンジしようと考えている方もいるのではないでしょうか。気候が安定しているこの時期は、家庭菜園初心者のかたに1番おすすめです。GWを使って、家庭菜園デビューしてみませんか?
ボタニ子
ボタ爺
まずは、5月に種まきできる野菜を紹介していくぞ。特に、GW(ゴールデンウィーク)にまくのがおすすめな野菜じゃ!
GW(ゴールデンウィーク)に種まきできる野菜(5選)
5月に植えられる野菜①カボチャ
栽培 | プランター:× 畑:○ |
収穫時期 | GWの種まきで8月から収穫が可能 |
カボチャはつるを伸ばして成長していくので、広い栽培面積が必要です。初心者にも育てやすく、連作が可能な野菜なので、畑で家庭菜園をしているかたにはぜひ育ててほしいですね。
5月に植えられる野菜②枝豆
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | GW中の種まきで7~8月の収穫が可能 |
枝豆といえばビールのおつまみですね。GW中に種まきをすれば、暑い夏に冷えたビールとおいしい枝豆がいただけます。枝豆を育てるうえで注意することは、鳥や虫に食べられないように対策することです。また、枝豆は収穫後の鮮度の落ちがはやいので、すぐ茹でられるように準備してから収穫しましょう。
5月に植えられる野菜③シソ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | GWの種まきで6月から収穫が可能 |
料理のアクセントとして活躍するシソは、スーパーなどで購入するより家庭菜園で育てたほうが、たくさん収穫できるのでお得です。さらに、GWの種まきで6月から収穫できるのは早くてうれしいですね。シソは葉の部分だけでなく、花穂や実までいただけるので、長い期間収穫できます。
5月に植えられる野菜④インゲン
栽培 | プランター:△ 畑:○ |
収穫時期 | GWの種まきで6月中旬から収穫が可能 |
インゲンには、つるあり種とつるなし種があります。つるあり種は2mほどの大きさになるので、プランター栽培には向いていません。収穫期間は短くなりますが、初心者のかたはつるなし種のインゲンを育てるのがおすすめです。
5月に植えられる野菜⑤トウモロコシ
栽培 | プランター:× 畑:○ |
収穫時期 | GWの種まきで8月から収穫が可能 |
とうもろこしを家庭菜園で栽培するときは、ひとつの品種のトウモロコシだけを育てます。風によって受粉をする野菜なので、違う種類のトウモロコシを近くで育てると、本来の甘みをもったトウモロコシができなくなりますので注意してくださいね。
5月に植え付けられる定番の夏野菜(4選)
5月定番の夏野菜①ピーマン
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の植え付けで7月から収穫が可能 |
ピーマンは、夏の高温に強い野菜です。収穫期が長く、畑での栽培なら10月頃まで収穫しつづけられますよ。種から育てる場合は、3月~4月に種まきをしておく必要がありますが、苗から育てる場合は、5月の植え付けが最適な時期になります。
5月定番の夏野菜②ミニトマト
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の植え付けで7月から収穫が可能 |
トマトの大きさはさまざまですが、なかでもミニトマトが育てやすいです。種から育てる場合は、3月に種まきを済ませておきましょう。苗の場合は、5月の植え付けが最適です。ミニトマトは乾燥を好み、水をやりすぎると甘みがおちるので注意してくださいね。
5月定番の夏野菜③キュウリ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の植え付けで6月から収穫が可能 |
果菜類の中で、成長が最もはやいのがキュウリです。夏は、冷やしキュウリにして食べるのがおいしいですね。種から育てる場合は、4月に種まきをしておく必要があります。苗の植え付けは、5月が最適ですよ。水分を多く含む野菜なので、水切れをおこさないようにすることが栽培のポイントです。
5月定番の夏野菜④ナス
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の植え付けで7月から収穫が可能 |
ナスは、肥料と水を好む野菜です。たっぷりあたえてあげましょう。種まきする場合は、2月~3月のまだ寒い時期にまきます。苗から育てる場合は、5月上旬に植え付けるとよいですね。また、収穫時期が長く秋まで育てられます。
5月に育てやすい葉物野菜(5選)
5月に育てやすい葉物野菜①水菜
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の種まきで6月から収穫が可能 |
水菜は、暑すぎても寒すぎても育ちが悪くなる野菜であるため、5月に種まきをすれば夏が来る前に収穫ができます。名前にもあるとおり、水を好む野菜なのでたっぷりと水をあたえて育てましょう。サラダに使う場合は早めに収穫して、鍋の具材などに使う場合は、しっかりと育ってから収穫するとおいしくいただけますよ。
5月に育てやすい葉物野菜②クウシンサイ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月中旬の種まきで6月中旬から収穫が可能 |
クウシンサイは、種まきして約30日後から収穫ができるようになります。また、わき芽がどんどん出てくるので、5月の種まきで10月頃までたくさんの収穫ができます。太い茎になるとかたくなってしまうため、早めの収穫を心がけましょう。
5月に育てやすい葉物野菜③チンゲンサイ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の種まきで6月から収穫が可能 |
チンゲンサイは、今ではよく知られた中国野菜で、火を通しても残るしゃきしゃき感がおいしいですよね。炒め物やラーメンのトッピングとしてよく使われています。種まきは4月から可能で、収穫まで約45日となっています。
5月に育てやすい葉物野菜④小松菜
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の種まきで6月から収穫が可能 |
5月に種まきをして小松菜を育てるときは、害虫がつきやすいので必ず防虫ネットを使いましょう。10日~15日ずつあけて種まきをすれば、長い期間栽培できます。しかし、広いスペースが必要なので、コンスタントに収穫したいのであれば畑で栽培するとよいでしょう。
5月に育てやすい葉物野菜⑤ほうれん草
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の種まきで6月上旬の収穫が可能 |
冬が旬であるほうれん草ですが、5月の種まきでも育ちます。暑さには弱いため、春のほうれん草栽培は5月の種まきがラストチャンスですよ。ほうれん草の栽培ポイントは、土づくりにあります。酸性度を嫌うので苦土石灰をしっかり混ぜておきましょう。
夏のデザート準備に5月に植える野菜(2選)
夏のデザート準備に5月に植える野菜①メロン
栽培 | プランター:△ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の植え付けで7月下旬から収穫が可能 |
家庭菜園に慣れてきたかたは、少し難易度の高いメロンに挑戦してみてはいかがでしょうか。甘くておいしいメロンは、果菜類に分類される野菜ですね。果菜類とは、果実の部分を食べる野菜のことを指します。
夏のデザート準備に5月に植える野菜②スイカ
栽培 | プランター:△ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の植え付けで7月中旬から収穫が可能 |
小玉スイカであればプランター栽培することもできますが、基本的には畑などで栽培するのをおすすめします。高温と強い日当たりを好み、摘心が育てるうえで重要になります。また、スイカのあの模様は日当たりによってでてくるので、ときどき動かしてあげることが必要です。
おつまみにもなる5月に植える野菜(3選)
おつまみにもなる5月に植える野菜①落花生
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の種まきで9月下旬から収穫が可能 |
ほかの野菜より、種まきから収穫まで時間がかかるので根気がいります。収穫した落花生は、風通しの良い場所に保管しておけば、また来年育てるときに種として使うことができます。
おつまみにもなる5月に植える野菜②ラディッシュ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月の種まきで6月から収穫が可能 |
ラディッシュは、別名ハツカダイコンとよばれるほど収穫までがはやい野菜です。実際には、収穫まで約30日かかります。3月~4月でも育てられますが、気温が低い日もあるため、収穫が30日よりかかるかもしれません。5月が最適な時期でしょう。また、早めに収穫しないと味が落ちるため、早めの収穫を心がけましょう。
おつまみにもなる5月に植える野菜③ショウガ
栽培 | プランター:○ 畑:○ |
収穫時期 | 5月上旬の植え付けで8月から収穫が可能 |
真夏に収穫する若いショウガを葉ショウガと呼び、新鮮なものは生で食べることができます。体を中からあたためてくれる、疲労回復効果があるショウガを育ててみてください。
まとめ
今回は19種類の5月に植える野菜を紹介しましたが、まだまだたくさんの野菜が5月に植えられます。野菜づくりは適度な運動にもなり、育てた野菜を食べることで自分の健康にもつながりますよ。まずは、自分の好きな野菜を育ててみてくださいね。
では、はりきって5月に植えられる野菜を紹介していくよ~!