【地域別】河津桜の名所一覧！おすすめな時期や穴場もご紹介！

道の駅萩しーまー近くの親水公園では、毎年春に約120本の河津桜を楽しめます。樹高がそれほど高くなく目線の高さで観賞できるのが魅力で、より身近で河津桜の花を感じられるスポットとしても人気です。花つきがよく満開時には光を絶妙に遮り、心地よい木漏れ日の中での花見を楽しめます。車以外でもバスがすぐ近くに停車するためアクセスもしやすいです。

東かがわ市白鳥の湊川沿いには約300m続く「湊川河津桜ロード」があります。植えられている約80本の河津桜は、見ごろを迎えると華やかに道を彩ります。道路側には歩道がつくられていますが、観賞や撮影の際には車に気をつけましょう。ゆっくり見たい方は土手側から観賞するのがおすすめです。車道に沿って咲き誇るため、車でドライブ途中に通るだけでも見ごたえがあります。

静豊園は個人所有のミカン農園ですが、園主が観賞用にと故郷である静岡県の伊豆から河津桜の苗を取り寄せ植え付けたことから、現在では河津桜の隠れた名所としても親しまれています。園主が台風などの被害から大事に守り育てた河津桜の数は300本にものぼり、毎年春には花見客を楽しませてくれます。ミカン購入者のみ無料で入園できるため、マナーを守って観賞しましょう。

佐々川の河口沿いには全長1.5kmにわたって約260本の河津桜の木が植えられています。川辺にはたくさんの菜の花も植えられており、開花時の川沿いはとても華やかです。例年見ごろを迎えるのは2月下旬で、ちょうど同じ時期に佐々町の春の風物詩である「シロウオ漁」も最盛期を迎えることから、花見と一緒に漁も楽しめる穴場スポットでもあります。

南阿蘇桜公園には、河津桜をはじめに6700本以上の桜が植えられています。阿蘇五岳を一望できる絶景の場所としても有名で、桜の開花時に見られるピンク色の花に包まれた阿蘇岳は絶景です。階段や段差が少なく車いすやベビーカーの方でも回りやすく、ペット同伴でも花見ができるのは嬉しいポイントです。少し離れた位置にあるグリーンロード南阿蘇展望所からも絶景を楽しめます。

河津桜は大きな特徴である「早咲き」が人気の理由の一つで、いち早く春の訪れを感じさせてくれます。その人気は年々高まり、関東や関西などの本州にとどまらず四国や九州にも名所が増えてきました。今回ご紹介した名所や穴場はもちろん、まだまだ日本各地に観賞にピッタリの場所がたくさんあります。寒さが和らぎ始めたころには、ぜひ河津桜の名所や穴場まで足を運んでみてくださいね。