ラミウムの育て方！グランドカバーでの利用で上手に増やすコツなど解説！

日陰が多い庭では、ラミウムのように明るい葉の植物を植えると、雰囲気ががらりと変わります。ラミウムは横に這う習性と、立ち上がった茎の先端に花がつくためグランドカバーに適している種類です。上手に増やして、庭を美しく覆いましょう。ラミウムの増やし方は、株分けと挿し木などでできます。また、上手に増やしていくには剪定も必須です。

株分けでの増やし方を選ぶなら、根が十分ついている状態で行いましょう。根が小さすぎると、すぐに弱って枯れてしまいます。傷んだ根を取り除いてから新しい用土に植えます。初心者は株分けでの増やし方がおすすめです。

挿し木での増やし方は、茎を消毒したはさみやカッターで切り取りましょう。挿し木用培養土に挿すと約1カ月後に根が張るため、土の上に寝かせて発根させます。挿し木の適期は夏です。いらなくなった食品パックに穴をあけて用土をいれて挿し木をすると、家の中でも鑑賞できておすすめです。その場合は、日のあたらない場所に置いて管理しましょう。

葉のあいだの節を剪定すると、すぐに脇芽が生えて、そこから増えていきます。手で切りとれますが、よわっているものを切り取っても元気に育ちません。丈夫に育っている株にできる増やし方です。

ラミウムは「シルバーリーフ」と呼ばれています。シルバーリーフは、冬の雪がつもる時期でもきれいに映えて、主役にも名脇役にもなるため人気です。ラミウムのおしゃれな植え方をご紹介します。

単体で植えてもきれいですが、同系色の葉と寄せ植えするとよいでしょう。ラミウムのようなシルバーリーフをあわせて寄せ植えすると、さわやかな印象を与えます。やわらかい雰囲気の淡いピンク色やオレンジ色などの花との相性も抜群です。

クリスマスの時期にラミウムを使ってリースを作ります。葉に雪がかかったように見えるのが魅力です。葉を切り取って好みの花材をあわせてリース作りにチャレンジしませんか。家族みんなで楽しめますよ。

日陰を好む植物のため、あまり日当たりのよくない庭（シェードガーデン）にはおすすめです。日光が当たらないと庭の雰囲気が暗くなりがちですが、ラミウムの葉は銀色で、ぱっと明るくなります。日陰のほうが元気に育ち、花姿もきれいなラミウムは重宝するため、ぜひ挑戦してくださいね。

ラミウムはグランドカバーとして知られていますが、用い方はさまざまです。寄せ植えやリース作りにも活躍してくれるでしょう。ぜひ、ラミウムを育てて、新しい楽しみ方に挑戦してみてはいかがでしょうか。