グランドカバープランツ⑥ヒメツルソバ
ヒメツルソバは、多年草で小さい花がたくさん集まったピンク色の球体の花が咲きます。繁殖力が非常に高く、これといったお世話をしなくても丈夫に元気に育ってくれる植物なので、ガーデニングの時間が少ない人にもおすすめの植物です。
基本情報
学名 | Persicaria capitata |
分類 | タデ科イヌダテ属 |
花色 | ピンク色 |
花期 | 4月~11月 |
ヒメツルソバの特徴
葉は秋になると紅葉し、花が咲いている期間も長いです。冬になると地域によっては地上部は枯れてしまうこともありますが、土の中で越冬しています。そのため、地域によっては長い期間で花を楽しめる植物です。日当たりも、半日陰でも育てられるので人気の高い植物です。
カバープランツとしてのヒメツルソバ
ヒメツルソバは、茎が匍匐し、茎の節が土に触れると根を下ろし増える植物です。半日陰で、花が長い期間で楽しめる、さらにそれほどで手入れをしなくても育つので、カバープランツに適した人気の高い植物です。
ヒメツルソバの繁殖力
ヒメツルソバは繁殖力が旺盛で、気づいたらどんどん増えます。そのため、庭に植えた場合他の植物に影響を与えたり、隣近所の庭に侵入していたり、雑草化してしまうこともあるので、適宜切り戻しを行うなど対策をしましょう。増えたヒメツルソバは簡単に引きはがせます。
グランドカバープランツ⑦ジャノヒゲ
ジャノヒゲは、青い果実をつける常緑の植物です。また、日本に自生している植物なので育てるのも簡単です。ジャノヒゲの仲間に、ジャノヒゲを小さくしたような植物「タマリュウ」や、葉の色が黒い「コクリュウ」などがあるので、用途によって使い分けられます。
基本情報
学名 | Ophiopogon japonicus |
分類 | キジカクシ科ジャノヒゲ属 |
花色 | 白い花 |
花期 | 7月~8月 |
ジャノヒゲの特徴
ジャノヒゲは、常緑で細く長い葉が特徴です。夏に白い花を下向きにつけ、のちに青色の果実を実らせます。果実は秋に実らせますが、3月までつけていることも多いです。草丈は10cm~40cmと幅がありますが、ジャノヒゲを小さくした「タマリュウ」は背丈が低いので、カバープランツとしても適した植物です。日陰でも育つので、庭に植える場合それほど日当たりを気にしなくても大丈夫です。
カバープランツとしてもジャノヒゲ
ジャノヒゲは冬でも常緑です。また、日陰でも育てられるので、そこまで場所に気を遣うことなく栽培できます。ジャノヒゲは走出枝を横に出して広がって増えるのでカバープランツ・ガーデンカバーとしても適した植物です。花は白い花をつけますが、あまり目立つことはありません。しかし、青い果実がとてもきれいで楽しめます。また種類もさまざまなものがあるので、カバープランツとしてだけではなく、ガーニングとしても人気が高いです。
グランドカバープランツ⑧ムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケは、野草でも見かける多年草草本です。野生化では明るい草原に生えている雑草でもあります。カバープランツとしても育てられます。ただし野草で生えているものを引っこ抜いて栽培するとうまくいかないこともあるので、ガーデニングとして育てるときは苗や種を購入しましょう。
基本情報
学名 | Mazus miquelii |
分類 | ハエドクソウ科サキゴケ属 |
花色 | 白い花、ピンクの花、紫の花 |
花期 | 3月~5月 |
ムラサキサギゴケの特徴
ムラサキサギゴケは、暑さにも寒さにも強い植物で、日当たりのいい場所が好きです。花付きは悪くなりますが日陰でも育てられます。草丈は3cm~10cmと低いので、野生化で見かけたときには見落としてしまうかもしれません。日本の在来種なので気候との相性はばっりちなのでおすすめの植物です。
カバープランツとしてのムラサキサギゴケ
ムラサキサギゴケは、長い匍匐枝を出して増えるので、カバープランツに適した植物です。常緑の植物で、日本在来の植物でもあるので初めてカバープランツを育てる人にもおすすめの植物です。花は小さいですが、とてもおしゃれな花をしています。
ボタニ子
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