グランドカバープランツ⑨ハツユキカズラ
ハツユキカズラは、テイカカズラの園芸種です。テイカカズラより葉は小さく、葉にピンクと白の斑紋が入ります。草本ではなく、木本の分類に入りますが、つる性のため育て方次第では背丈が低いままでも育てられます。
基本情報
学名 | Trachelospermum asiaticum ‘Hatsuyukikazura’ |
分類 | キョウチクトウ属テイカカズラ属 |
花色 | 白い花 |
花期 | 5月~6月 |
ハツユキカズラの特徴
ハツユキカズラは、常緑のつる性木本です。つるの長さは50cm以上にもなりますが、このつるを上手く扱うことによって背丈は高くも低くもなります。夏の暑さにもよく耐え、半日陰や日陰でも育つので初心者にもおすすめの植物です。ただし日当たりが悪いと葉の斑紋がおしゃれに出ないときがあるので注意が必要です。
カバープランツとしてのハツユキカズラ
ハツユキカズラは常緑でつる性のため、カバープランツとして適した植物です。葉の斑紋もおしゃれであれば、花もおしゃれで白い花が咲きます。しかし、剪定をこまめに行っていると花芽が付かないということがあるので、剪定するにはちょっとした対策が必要です。秋には紅葉し、成長もゆっくりなので人気が高くおすすめの植物です。
グランドカバープランツ⑩ネモフィラ
ネモフィラはムラサキ科ネモフィラ属に属している植物の総称のことです。花は青色の花が咲き、花期になるとネモフィラの花を見に行く人がいるくらいに人気な植物です。ネモフィラはガーデンカバーだけではなく、ガーデニングとしての用途も幅広くあり、花壇や寄せ植えなどにも利用できるおすすめの植物です。
基本情報
学名 | 品種による |
分類 | ムラサキ科ネモフィラ属 |
花色 | 青い花 |
花期 | 4月~5月 |
ネモフィラの特徴
ネモフィラは一年草の植物です。背丈は10cm~20cmと低いです。日当たりを好む植物ではありますが、半日陰くらいの場所であれば問題なく栽培できます。カバープランツだけではなく、ガーデニングとしても人気の高い植物ですが、日本在来の植物ではありません。育てるときには、庭から逃げ出さないように対策をしましょう。
カバープランツとしてのネモフィラ
ネモフィラは、葉を密につけこんもりと広がって育つ植物です。夏の暑さには弱いですが、一年草なため花が咲き終わると枯れてしまいます。そのため、ネモフィラの花期は春です。夏には枯れてしまっているので夏の対策は不要です。枯れてしまったあとは、種を取っておけば翌年増えるのでまたネモフィラを楽しめます。青空とネモフィラの青い花がそろうととても、綺麗なのでおしゃれでおすすめのカバープランツです。
グランドカバープランツ⑪ヤブラン
ヤブランは、林床などで見られる常緑の植物です。多年草で、ほぼ一年中同じ姿でいるのが特徴です。そのため、ガーデニングやカパープランツとして人気が高い植物でもあります。元から日本に自生している植物なので管理はとても楽です。
基本情報
学名 | Liriope muscari |
分類 | キジカクシ科ヤブラン属 |
花色 | 青紫色の花~藤色の花、白色の花 |
花期 | 8月~10月 |
ヤブランの特徴
ヤブランはとても丈夫で日陰でも育てられ、土も選ばない手間のかからない植物です。姿はジャノヒゲに似ていて、細長い長い葉が特徴です。ジャノヒゲとの見分け方は果実で出来ます。さまざまな園芸品種も出回っており、葉に斑紋が入る品種が人気が高いです。
カバープランツとしてのヤブラン
ヤブランは日陰でもどんなところでも育つので、カバープランツに適した植物です。背丈30cm~40cmで幅も30cm~50cmくらいなので、群生させると立派なカバープランツになります。もちろん一株で植えて目隠しや木の根元に植える方法もあります。ヤブランは匍匐するカバープランツと違い、大きくなりすぎず増えすぎないという特徴があるので、雑草化などの対策は必要なく管理は非常に楽なのでおすすめな植物です。また、花もとてもおしゃれなので花も楽しめます。
グランドカバープランツ⑫ワイルドストロベリー
ワイルドストロベリーはイチゴの仲間で、食用イチゴになるオランダイチゴより小さな姿をしています。もちろん果実は食用にでき、葉もハーブティーにできるなど、カパープランツとしてだけではなく、いろいろなことでおしゃれに楽しませてくれる植物です。
基本情報
学名 | Fragaria vesca |
分類 | バラ科オランダイチゴ属 |
花色 | 白い花 |
花期 | 4月~6月 |
ワイルドストロベリーの特徴
ワイルドストロベリーは常緑の多年草です。そのため冬でも葉は緑色をしています。果実は赤い実が一般的ですが、白や黄色の果実をつけるものもあります。寒さ暑さにも強く、食べられる果実がなるので人気が高くおすすめな植物です。しかし、日陰では果実がつかないので日当たりだけは注意しましょう。
カバープランツとしてのワイルドストロベリー
ワイルドストロベリーは変異が多く、走出枝が出るものと出ないものがあります。そのため出るものがカバープランツに適した種類です。走出枝が出るものは出ないものよりも増えやすいのが特徴です。しかし、ワイルドストロベリーは外来種です。そのため、庭で育てる場合は逃げ出して雑草化させないように対策が必要です。
まとめ
グランドカバーにできる植物はまだまだあります。ぜひ、この機会におしゃれなグランドカバーを作ってみてはどうですか?雑草化しないように対策をすれば逃げ出すこともないので、庭の環境にあった植物で作ってみてくださいね!