「スプレーバラ」ってどんなバラ？その特徴や品種・種類をご紹介！

ロズリーヌは和歌山県でつくられた最新品種です。彩度の低いピンク色からラベンダー色で、丸いフォルムのカップ咲きが特徴です。ふんわりした印象で上品な色合いが、ウエディングシーンで人気を集めています。ロズリーヌという名前は、海外では女性の名前として人気です。淡い色味と丸いフォルムが名前にぴったりなスプレーバラです。近年は、くすんだニュアンスカラーに人気がでているため、ロズリーヌも話題に上がっています。

ロズリーヌの特徴を活かして、くすみカラーでまとめましょう。ベージュなどのニュアンスカラーもとても人気で、ロズリーヌの上品さをうまく使ったアレンジメントです。また、ロズリーヌ自体に存在感があり、単体でのアレンジもおすすめです。アンティーク調の花器やインテリアによく合います。1本を枝分かれ部分でカットして、小さな花器にいければ、お部屋をおしゃれで華やかな雰囲気に見せてくれます。

丸いカップ咲きで、花弁の周りがグリーンで縁取られているのが特徴のスプレーバラです。野菜のラディッシュを飾り切りしたときの様子に似ているため、この名前になったという説があります。エクレールの枝変わりで、1輪が小さく花もちのいいスプレーバラです。グリーンを含むサーモンピンクの花びらには艶があり、名前、見た目ともに一度見たら忘れられないスプレーバラではないでしょうか。この品種の花言葉は「愛らしい、気が利く」です。

ダークカラーの花と合わせたアレンジメントが素敵です。おしゃれなくすみカラーのラディッシュはダークカラーとも相性がよく、綺麗にまとまります。グリーンを混ぜるとさらに統一感がでるでしょう。シックな大人にぴったりのアレンジメントです。ラディッシュもロズリーヌと同じく、アンティーク調のインテリアとよく合います。

花の裏側はグリーンや白色、表側はマットな赤が特徴のスプレーバラです。シックな色味に対して、フリルがぎゅっとつまった見た目が愛らしく、1輪が大ぶりのためカーネーションに似ています。ボリュームがあり、まさに主役級のスプレーバラです。1本に3〜4輪ずつ咲いて、花もちも抜群といえます。咲いた状態がハート形にみえてかわいいと評判のスプレーバラです。

ダークな赤を際立たせるアレンジメントがおすすめです。ガーベラを合わせれば、赤でも元気でかわいいアレンジメントに仕上がります。また、オリエンタルドレスのみの、バラの花束も人気です。1本でもボリュームが出て華やかにしやすく、スタンダードバラよりも1輪が小さいため、赤でもかわいらしい印象を与えられるのです。主役にも脇役にも使える万能なスプレーバラです。

サーモンピンク、アプリコット、アプリコットベージュなど、アレンジに使いやすいカラーのスプレーバラです。丸いカップ咲きで、1つの茎に4〜5輪がつき全ての花が咲きます。イエロードットの枝変わりで、1990年後半の切り花全盛期から出回っている、昔からの品種です。

合わせる花を選ばないため、いろいろな花を取り入れた豪華なアレンジがおすすめです。他の花を邪魔することなく、オレンジドットで華やかさを添えます。淡い綺麗な色が、全体を爽やかでふんわりした印象に仕上げてくれます。小ぶりで丸い特徴を活かして、リースアレンジに使うのもぴったりです。

バラの品種は約3万種以上あるといわれ、スプレーバラもたくさんの種類があります。今回はその中の一部をご紹介しましたが、自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。スプレーバラは価格もバラに比べて取り入れやすいのも嬉しいポイントです。名前も素敵なものが多く、探しているだけで楽しい時間になるでしょう。