メイアン社のバラの品種一覧!色・香り・花期などの特徴を一挙紹介!

メイアン社のバラの品種一覧!色・香り・花期などの特徴を一挙紹介!

バラには多くの品種がありますが、新しい品種は育種家が異なる品種を掛け合わせることで作出されています。特に世界的に人気なのがフランス・メイアン社のバラです。今回は世界中を魅了する、フランス・メイアン社のバラたちをご紹介しましょう。

記事の目次

  1. 1.フランスのメイアン社とは?
  2. 2.バラの品種の見分け方とは
  3. 3.四季咲きのバラ・大輪品種
  4. 4.四季咲きのバラ・中輪品種
  5. 5.四季咲きのバラ・小輪品種とミニチュア系
  6. 6.返り咲きのバラ品種
  7. 7.一季咲きのバラ品種
  8. 8.まとめ

フランスのメイアン社とは?

Photo by T.Kiya

フランスのメイアン社とは、フランス・ブロヴァンス地方に本拠地がある「ナーセリー・メイアン・インターナショナル」の人気ブランド名です。バラのコンテストでの受賞作も多く、フランスだけでなく世界中で愛されるバラを作出しています。代表的な人気のバラに「パパ・メイアン」「ピース」「ピエール・ドゥ・ロンサール」などがあります。

メイアン社の原点

メイアン社の原点は、19世紀半ばフランス・リヨンの庭師ジョセフ・リヨン氏がバラの育種を始め、その後、娘と結婚をしたアントワーヌ・メイアン氏が「メイアン社」を立ち上げます。人気品種「パパ・メイアン」のバラを捧げられた人物です。現在もフランスでの家族経営を貫き「メイアン・ファミリー」によって育種が受け継がれています。

バラの品種の見分け方とは

花期によって分類できる

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バラは人気で種類も豊富なため、品種の名前と特徴を一致させるのは一苦労です。しかし長年愛されてきたバラは、独自の専門用語や花期など、いくつかの特徴で分類することができます。ここでは花期によってバラを分類した際の特徴について紹介します。

四季咲き

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四季咲きの花期は1年のうち季節に限らず何回でも開花することです。バラは一定の気温など環境があれば35日~60日で開花します。長い期間に花を楽しめるので、四季咲きは人気です。

返り咲き

返り咲きは四季咲きほど開花しませんが、1番花が咲いたあとに不規則に何度か開花します。返り咲きの中には四季咲きに近いほど開花するバラもあります。

一季咲き

一季咲きは春のみに開花します。バラは元来、一季咲きが基本の短い花期の植物でしたが、品種改良で四季咲きなどになりました。

バラの特徴を表す用語で分類できる

Photo by T.Kiya

花期だけではなく、バラ特有の用語で品種を分類することもできます。バラの品種のラベルを見た時「フロリバンダって何?」と思ったことはありませんか?このラベルに使われている用語を紹介します。「ハイブリット・ティー」と「フロリバンダ」は系統の表示で、それぞれの特徴を表しています。「ブッシュ」「シュラブ」「クライミング」は樹形の特徴を表しています。

ハイブリット・ティー

  • 大輪
  • 木立ち性(支柱がなくても自立できる)
  • 四季咲き
  • 花に見応えがあり人気

フロリバンダ

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  • 中輪
  • 房咲きなので花数が多い
  • 丈夫で育てやすい品種が多い
  • 四季咲き

ブッシュの特徴

  • 自ら自立できる木立ち性のバラ
  • 一般的な樹の形に成長する

シュラブの特徴

  • 枝が細く、しなやかで垂れ自立しづらい品種が多い
  • 木立ち性(ブッシュ)とつる性(クライミング)の中間のような樹形

クライミングの特徴

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  • つる性で花が終わった後に長く枝が伸びる
  • 自立できないので誘引する必要がある
  • 地植え向き

ボタニ子

ボタニ子

つぎからはさっそく「四季咲きのバラ・大輪品種」について紹介します!

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四季咲きのバラ・大輪品種

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