リュウノヒゲ(龍のひげ)とはどんな植物?葉の特徴や品種・種類を紹介!

リュウノヒゲ(龍のひげ)とはどんな植物?葉の特徴や品種・種類を紹介!

リュウノヒゲという植物をご存知でしょうか。古くから日本に自生していた常緑性多年草です。非常に丈夫で手間がかからないことから、グランドカバーによく利用されています。今回は特徴や種類・品種や花言葉、育て方や増やし方など、リュウノヒゲに関する情報を紹介します。

記事の目次

  1. 1.リュウノヒゲ(龍のひげ)とは
  2. 2.リュウノヒゲの特徴
  3. 3.リュウノヒゲの花言葉
  4. 4.リュウノヒゲの種類・品種
  5. 5.リュウノヒゲの育て方
  6. 6.リュウノヒゲの増やし方
  7. 7.まとめ

リュウノヒゲの花言葉

リュウノヒゲの花言葉は「変わらぬ想い」「不変の心」です。リュウノヒゲが季節を通じて緑色の葉を茂らせる、常緑性植物であることから、何があっても変わらない心情を表す花言葉がつけられました。種類別・色別の明確な花言葉はありません。

リュウノヒゲの花言葉まとめ

  • リュウノヒゲ全般の花言葉:「変わらぬ想い」「不変の心」
  • 種類別・色別の花言葉はなし

リュウノヒゲの種類・品種

種類・品種①玉竜(タマリュウ/ギョクリュウ)

玉竜はリュウノヒゲの園芸品種です。玉竜は「タマリュウ」と呼ぶのが一般的ですが、「ギョクリュウ」でもかまいません。リュウノヒゲのなかでも草丈が低いものを交配させて誕生しました。そのため草丈が低く、成長しても5cm~15cmほどです。この草丈の低さを活かして、グランドカバーや花壇の縁取りに利用されています。

リュウノヒゲのなかでも人気が高い品種です。リュウノヒゲの別名として扱われることもあります。

葉に斑模様が入った「玉竜錦(タマリュウニシキ)」という品種もあるよ。

種類・品種②白竜(ハクリュウ)

リュウノヒゲの園芸品種の1つで、葉に白い斑模様が入るのが大きな特徴です。このため基本種と比べると軽やかな印象があり、洋風の庭にもよくあいます。秋になれば青い実とのコントラストが楽しめますよ。性質は丈夫ですが、他品種と比べると葉焼けしやすいという弱点があります。直射日光や乾燥に注意しましょう。

種類・品種③黒竜(コクリュウ)

オオバジャノヒゲという種類の改良品種で、黒味が強い葉色が大きな特徴です。草丈が高く20cm~30cmにまで成長します。花色は白、または淡い紫色ですが、実は黒いです。丈夫で葉焼けにも耐性があるため、グランドカバーとしてよく利用されています。

コクリュウ(黒竜)とは?特徴や植え方・増やし方など育て方をご紹介!のイメージ
コクリュウ(黒竜)とは?特徴や植え方・増やし方など育て方をご紹介!
コクリュウ(黒竜)という植物をご存知ですか?リュウノヒゲ(龍のひげ)の仲間で、名前の通り葉が黒く、寄せ植えやグランドカバーにもよく使われています。このコクリュウ(黒竜)について、特徴や植え方・増やし方、また花言葉について詳しくご紹介します。

リュウノヒゲの育て方

育て方のポイント①栽培環境

Photo bySplitShire

丈夫で環境適応力もあるため、場所を選ばず栽培できます。日なたでも日陰でも育ちますが、花つきや実つきをよくしたいなら、最低でも半日は日があたる場所がおすすめです。反対に、玉竜錦や白竜のような斑入り品種は葉焼けしやすいため、半日陰や日陰で育てましょう。土は水はけがよければ、どんな土でもOKです。

育て方のポイント②植え付け・植え替え

植え付け

植え付けは春か秋に行います。月でいえば3月~7月、10月~11月です。地植えの場合は、植え付け前に腐葉土を混ぜて耕しておきましょう。生育がよくなりますよ。リュウノヒゲは苗植えが一般的です。5cm~10cm間隔で植え付けていきましょう。鉢植えの場合は、市販の草花用培養土でOKです。

植え替え

地植えの場合は、5年~6年は植え替える必要はありません。5年~6年たって成長したら、株分けや移植を兼ねて植え替えを行います。株を掘り起こしたら、土に肥料や腐葉土を混ぜて、土壌改良しておきましょう。鉢植えは根詰まりや用土の劣化を防ぐために、2年~3年に1回のペースで、新しい用土を使って植え替えます。

植え替えの際、枯れ葉があれば取り除いておきましょう。鉢植えや寄せ植えの場合も、枯れ葉を見つけたら取り除いてくださいね。

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リュウノヒゲの増やし方

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