しその保存は冷凍がおすすめ?長持ちに便利な保存方法と使い方を解説!

しその保存は冷凍がおすすめ?長持ちに便利な保存方法と使い方を解説!

和風ハーブとして広く名が知られているしそですが、実は青じそは常温ではあまりもちません。しかし、青じそは冷凍できるのです。ここでは冷凍のほか、乾燥や冷蔵など便利な保存方法や保存期間、保存したしそのおすすめの使い方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.しそとは
  2. 2.しその保存方法
  3. 3.保存したしその使い方
  4. 4.まとめ

しその保存方法③乾燥保存

Photo by T.Kiya

しそは乾燥させて保存もできます。レンジを使う場合はキッチンペーパーに並べて3分ほどでできあがりです。目安としては3分で5枚が乾燥できます。触ってみて湿っているようなら追加で乾燥させてください。乾燥できたら手で揉んで粉々にし、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存します。保存可能な期間は大体1か月です。乾燥保存の場合、風味は落ちますが栄養素は保たれます。

その他の保存方法

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その他のしその保存方法には味をつけた状態で保存する方法があります。ここではその一部を簡単にご紹介しましょう。

塩漬け 青じそに塩をふったものです。
ニンニク
しょうゆ漬け
ニンニクと醤油につけこんだものです。
オリーブオイル漬け オリーブオイルとしょうゆに漬けたものです。
大葉味噌 大葉を刻んでごま油、味噌、みりんで味付けしたものです。
大葉ジェノベーゼ 大葉とクルミをすり鉢などで擦ってペースト状にしたものです。

ここでご紹介したなかで、塩漬け、しょうゆ漬け、オリーブオイル漬けは冷蔵保存します。大葉味噌とジェノベーゼは冷蔵、冷凍どちらでも保存可能です。どれもある程度味が付いた状態で保存しますので、青じそをそのまま冷蔵や冷凍で保存する場合に比べて用途は限られてしまいますが、うまく使えば逆に料理の手間をはぶけます。

保存したしその使い方

フリー写真素材ぱくたそ

青じそは冷蔵で保存した場合、状態は生のものとほとんど変わりません。そのため、使い方にも大きな違いはありませんが、冷凍したものや乾燥させたものは使い方にちょっとしたコツがあります。ここでは冷凍と乾燥で保存したしその使い方をご紹介します。

使い方①冷凍保存したもの

出典:写真AC

冷凍したしそを使う場合、冷凍したまま使う方法と解凍してから使う方法があります。冷蔵保存と違い、生のままと同じようにとはいきませんが、冷凍することによるメリットもありますのでそれぞれの使い方をご紹介します。

冷凍したまま使う方法

出典:写真AC

冷凍したまましそを使う場合、冷凍するときに刻んであったり、凍ったままで砕いたりすることによって時短にもなるのです。お茶漬けのトッピングやパスタやドレッシングにもそのまま使うことができます。刻んだものを冷凍するときに小分けにしておけば、欲しいときに欲しい分だけ取り出して使えるので便利です。

解凍して使う場合

出典:写真AC

一度凍らせたしそを解凍して使うときは、電子レンジで解凍すると水分が出てしまうのでおすすめできません。袋ごと冷凍庫から取り出して自然解凍し、半解凍くらいまで柔らかくなったら袋から出して切って使えます。ただし、保存の項目でも触れましたが、解凍して使うと変色したり、食感が失われたりするというデメリットもありますのでご注意ください。

使い方②乾燥保存したもの

Photo by Edsel L

乾燥させたしそは様々な料理に使えます。ゴマやじゃこなどと合わせてごはんにかけるとふりかけになります。また、しょうゆ系の調味料と相性がよいので冷奴や素麺の薬味にも使えますし、他にもパスタや肉料理、魚料理のトッピングにしてもよいでしょう。保存する段階で細かくなっているので用途は限られますが、使える料理は幅広くあります。

まとめ

Photo by giovanniscanavino

しそは冷蔵、冷凍、乾燥、そして保存食にすることによって長く楽しめる香味野菜です。特に冷凍保存は保存期間も長く、小分けにしておけば欲しい分だけ使え、調理しておけば時短に繋がるなどメリットの多い方法です。どの保存方法でも風味が落ちる前に使い切ることが鉄則ですが、しそは和食にも洋食にも合いますので、上手に保存してしその風味を楽しんでください。

Yukari
ライター

Yukari

バラや山野草も育てています。最近少しハーブ寄りです。自家製ハーブで化粧水やらポプリやらを作っている時の魔女っ子気分が大好きです。

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