ウコンの育て方・栽培方法!収穫時期の見分け方など管理のコツをご紹介!

ウコンの育て方・栽培方法!収穫時期の見分け方など管理のコツをご紹介!

カレーや沢庵の着色に使われるウコンはターメリックとも呼ばれます。そんなウコンの栽培に必要な土作りから苗の植え付け、収穫時期のなど、育て方から他の種類との見分け方まで詳しく解説します。鉢植えでも簡単に栽培でき、美しい花も楽しめる植物です。

記事の目次

  1. 1.ウコンとは
  2. 2.ウコンの栽培のための基本情報
  3. 3.ウコンの栽培方法①植え付け
  4. 4.ウコンの栽培方法②収穫
  5. 5.ウコンの栽培方法③増やし方
  6. 6.ウコンの保存方法
  7. 7.ウコンの利用方法
  8. 8.まとめ

ウコンとは

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ウコンと言えばカレーには欠かせない原料である黄色いスパイス、ターメリックとも呼ばれているスパイスです。お酒が好きなら、ウコンを配合したドリンク剤などにお世話になっているということも多いのではないでしょうか。そんなウコンの植物としての特徴や育て方を詳しく解説します。

基本情報

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ショウガ科 Zingiberaceae
ウコン属 Curcuma
学名 Curcuma longa
英名 Turmeric(ターメリック)
和名 ウコン(鬱金、欝金、宇金、郁金、玉金)
別名 秋ウコン、キゾメグサ、ウッチン、クルクマ、インドサフラン
原産国 インド
草丈 50~150cm
育ち方 多年草
栽培地 熱帯アジア各地

名前

ウコンは漢字にすると「鬱金」、もともとの意味は「鮮やかな黄色」で、ウコンの根茎の色を指します。鬱という文字は木がこんもりと茂る様子を表し、甕(かめ)の中の酒に香りをつける香草を指します。ウコンの根っこの特徴的な色と香りが名前に表されているのですね。

ウコンの種類

ウコンにはいくつかの種類が存在し、それぞれに見分け方の特徴があります。また、生薬名は日本と中国で異なる場合もあるので注意が必要です。ここでご紹介するのは「秋ウコン」になりますので、他の仲間との違いや見分け方を理解しておきましょう。

呼称 生薬名 花の色 苦みの特徴
秋ウコン ウコン ほのかな苦み
春ウコン キョウオウ ピンク 秋ウコンより強い
紫ウコン ガジュツ 薄紫色 秋ウコンより強い

植物としての特徴

葉の特徴

高さは40cm以上に生育しますが、茎の節より葉が長く、5~10枚が接近して互生するため、外から茎が見えない状態で太く肥厚します。ツルツルした手触りの葉の形は先が尖った長楕円形で、中央の主脈は太く、左右にひろがる側脈は盛り上がった状態になります。

花の特徴

夏から秋にと茎の先端から多くの包葉のある20cmほどの花穂を出します。苞葉(ほうよう)の色は白に近い薄緑色で上方は赤みがかっています。1苞に3~4個の黄色い花をつけ、下から順に咲きますが花穂の先端部分には花はつきません。雄しべと雌しべはそれぞれ1本ずつです。

根の特徴

根茎は多肉で鮮やかな黄色、高い芳香があることが特徴です。直径5~7cmほどの卵球形で、輪状の筋があります。主根茎の左右に4~5個の側根茎が付き、大きなひげ根があります。

次のページでは、ウコンの栽培についてくわしく紹介します。

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ウコンの栽培のための基本情報

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