ドライバジルの作り方!バジルを乾燥させていく工程や保存方法を解説!

ドライバジルの作り方!バジルを乾燥させていく工程や保存方法を解説!

夏にグングン成長して獲れすぎたバジル、使い方に困ったことはありませんか?使い切れなければドライバジルにして保存しましょう。作り方はとても簡単です。収穫、乾燥方法、使い方、利用方法などドライバジルの作り方のポイントを工程に沿って詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.バジルとは
  2. 2.ドライバジルの作り方の工程
  3. 3.ドライバジルの使い方
  4. 4.まとめ

バジルとは

バジルの基本情報

Photo bycongerdesign

シソ科 Lamiaceae
メボウキ属 Ocimum
学名 Ocimum basilicum
和名 目箒(メボウキ)
英名 Basil (バジル)
伊名 Basilico(バジリコ)
生薬名 羅勒(ラロク)
原産 インド、熱帯アジア
生え方 多年草(日本では越冬できないため1年草)

名前

古代ギリシャではバジルは「王様の薬草」と呼ばれ、古くからその薬効が知られています。イタリア語ではバジリコと呼ばれています。種を水につけると多く含まれるグルコマンナンがジェル状になり、これを目のゴミを取るために利用したため、和名は目箒(メボウキ)といいます。

品種

イタリア料理に多く使われる種類は「スイートバジル」、その他の栽培品種、近縁種、雑種などをあわせると150種類ほどもあるといわれます。例としてはレモンバジル(Ocimum × citriodorum)、ホーリーバジル(Ocimum tenuiflorum)、タイバジル(O. basilicum var. thyrsiflora)などがあげられます。

植物としての特徴

バジルは本来多年性植物ですが、日本では越冬が難しいため1年草として扱われます。卵型の濃い緑色の葉をハーブとして用いますが、品種により大きさや形は異なります。草丈も品種によって異なりますが、30~150cmほどに生長し、甘みのあるさわやかな香りがあります。夏過ぎに小さな白い花をつけます。

香り

香りも品種によって異なり、精油成分の比率も変わります。ヨーロッパのバジルの主な香りの成分は、エストラゴール、リナロール、シネオール、オイゲノールなどです。精油成分は多く含まれますが、刺激性は低いので、葉は生でも食べられます。アジアのバジル、特にホーリーバジルにはより強いクローブ(丁子)のような香り、レモンバジルにはレモンのような香りがあります。

葉の利用

イタリアのジェノバ近郊でよく作られるペスト・ジェノベーゼ(ジェノバ風のソース)が有名です。バジリコ、パルメザンチーズ、松の実、ニンニク、オリーブオイルを混ぜて塩で味付けしたもので、ジェノバのプラー地区で栽培されたバジルを使うものが最高とされています。フレッシュな葉とトマトもモッツァレラチーズのインサラータ・カプレーゼ(カプリ風サラダ)も広く知られています。

栄養

バジルの葉に含まれる栄養分は、カロテン、ビタミンE、リナロール、カルシウム、マグネシウム、鉄などです。芳香成分リナロールのリラックス効果の他、ビタミンやミネラルも多く含まれるので、不足しがちな栄養の補給にも役立つといわれています。栄養成分は乾燥しても変化はありません。

ボタニ子

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次ページからはドライバジルの作り方について詳しく見ていきます!

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ドライバジルの作り方の工程

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