ボウフラは繁殖力が強く、ベランダや空き地などの屋外に限らず、家の中でも生存に必要な水さえあれば大量発生します。そんなボウフラを完全駆除するのは難しいのですが、おすすめグッズを使って早めに対処すれば大量発生を防ぐことも可能です。
おすすめ対策グッズ①フマキラーボウフラ退治
フマキラーボウフラ退治
参考価格: 902円
「フマキラーボウフラ退治」は、水たまりに直接まくだけで蚊の発生を約1か月抑えることができます。安全性も高く、水生植物の周辺に発生したボウフラにも使用可能です。効果は散布後2日以内にあらわれるのでおすすめです。
おすすめ度 | ★★★ |
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商品タイプ | 駆除剤 |
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おすすめ対策グッズ②蚊シャットくん。
トヨタホーム製2穴用蚊シャットくん。
参考価格: 1,200円
「蚊シャットくん。」は、網目の金具で蓋をすることで、蚊の侵入や羽化した蚊の侵出を防ぐアイテムです。ボウフラは蛹になると1週間で羽化します。そのためボウフラや蛹の駆除作業とあわせて活用するのがおすすめです。
おすすめ度 | ★★ |
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商品タイプ | 害虫侵入防止器具 |
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おすすめ対策グッズ③ボウフラストッパー出ちゃい缶
ボウフラストッパー 出ちゃい缶
参考価格: 418円
「ボウフラストッパー出ちゃい缶」は薬剤など使わず、蚊の生理的特性をいかして発生を抑制するアイテムです。蚊は黒色を好むため、産卵期の蚊を黒い容器内へ誘引し産卵させます。卵は数日で孵化しボウフラになりますが、構造上ボウフラが容器の外に出ることはありません。
おすすめ度 | ★★★ |
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商品タイプ | ボウフラ駆除器具 |
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おすすめ対策グッズ④防フラちゃん
防フラちゃん
参考価格: 748円
「坊フラちゃん」は、水面に油膜を張ってボウフラの発生を抑えるアイテムです。ボウフラ駆除用薬剤の中では珍しい油膜タイプで、孵化したボウフラが水面に浮上することも防ぎます。錠剤タイプの駆除剤なので、使いやすくおすすめです。
おすすめ度 | ★★ |
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商品タイプ | 駆除剤 |
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おすすめ対策グッズ⑤バポナうじ殺し
バポナ うじ殺し
参考価格: 387円
「バポナうじ殺し」は、ボウフラの駆除効果が高いオルトジクロロベンゼンが主成分の駆除剤です。ボウフラの神経細胞に直接作用するため殺虫力が高く、液剤タイプなので水への拡散が早く即効性もあります。大量に発生したボウフラを短時間で駆除したいときにおすすめです。
おすすめ度 | ★★★★ |
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商品タイプ | 駆除剤 |
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ボウフラ対策おすすめアイテム一覧
商品 | |||||
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商品名 | フマキラーボウフラ退治 | トヨタホーム製2穴用蚊シャットくん。 | ボウフラストッパー 出ちゃい缶 | 防フラちゃん | バポナ うじ殺し |
価格 | 902円 | 1,200円 | 418円 | 748円 | 387円 |
おすすめ度 | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★★ |
商品タイプ | 駆除剤 | 害虫侵入防止器具 | ボウフラ駆除器具 | 駆除剤 | 駆除剤 |
商品リンク |
おすすめボウフラ対策【グッズを使わない予防・駆除】
駆除剤などを使ってボウフラを予防・駆除する方法は便利でよいのですが、対策グッズを使わなくてもボウフラの発生を予防する対処法はあります。完全駆除が難しいボウフラですが、紹介する対処法はお金がかかりませんし、意識を少し変えるだけで実現可能です。さらに長期間継続できる点がおすすめです。
対処法①水場の除去
ボウフラは水がある場所でしか生きられないので、生息地となる水場を除去することはボウフラ対策に効果があります。庭の場合は、ポリ容器やバケツなどが放置されていないか確認しましょう。集合住宅などの場合は、ベランダに使っていない植木鉢や水受け皿など、水がたまりやすいものがないかチェックしてください。
屋外に放置した古タイヤも要注意
古タイヤを庭に放置している場合は、中でボウフラが大量発生している可能性が高いです。タイヤは蚊が好きな黒色をしていますし、ゴム製品なので水たまりができやすく、ボウフラの生息地に適しています。そのままの状態で放置すると「ボウフラが羽化→蚊が大量発生→産卵→新たなボウフラが誕生」となり悪循環です。
対処法②卵の除去
水中に産み付けられた蚊の卵を孵化前に除去する方法も、ボウフラ対策には有効です。ボウフラは水面を動き回るので捕獲するのに手間がかかりますが、卵は水中で動かないので、除去作業も簡単にできます。ただし卵~孵化までの期間は数日なので、早く卵を見つけることが重要です。
産卵から時間がたった卵は見つけにくい
ボウフラの卵は、産卵から時間がたつと変色します。産卵直後は真っ白い卵なので、このタイミングで見つかれば除去は簡単ですが、産卵からわずか数時間で卵全体が黒ずむため、この段階で見つけるのは相当難しいです。
対処法③蚊帳(かや)を張る
蚊帳は、目の細かい網で蚊の侵入を防ぐアイテムです。かつては寝室に使っていましたが、寝室以外に使うことも可能です。換気のために玄関のドアを開ける場合、入口に蚊帳を張れば蚊の侵入が防げます。しかも蚊帳は通気性が高いので、使用しても換気の効果に影響しません。
水生植物のボウフラ対策にも蚊帳を応用
屋外で栽培している水生植物のボウフラ対策にも、蚊帳の活用はできます。蚊帳は通気性に優れているだけでなく、採光性も高いです。そのため鉢の上からかけても、水生植物の栽培に影響はありません。蚊帳を使わなくても、園芸用の防虫ネットは同じ原理で作られていますので代用におすすめです。
まとめ
ボウフラは蚊の幼虫なので、「ボウフラの大量発生=蚊の大量発生」になります。ボウフラは人に対して直接害をもたらしませんが、成長して蚊になると吸血や伝染病感染の原因となり危険です。ボウフラの駆除方法はさまざまありますが、再発させないために、継続して予防対策をおこなうようにしましょう。
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