木酢液の作り方②漬け込む容器を準備する
木酢液を漬け込む容器は、ガラス製の瓶がおすすめです。口が広いものを準備しましょう。プラスチックのものでもかまいません。鉄でできているものは、成分が溶け出す可能性があるためあまりおすすめできません。
木酢液の作り方③組み合わせる素材を準備する
木酢原液を準備したら、漬け込む素材を選びましょう。ここでは6種類の素材についてご紹介します。漬け込むときのポイント、期待できる効果、散布方法について説明します。気になったものがあればぜひチャレンジしてみてください。
漬け込む素材の一例
- ニンニク
- トウガラシ
- ビワの葉
- ドクダミ
- 魚のアラ
- 卵の殻
木酢液の作り方④ニンニクを漬け込む場合
ニンニク木酢液を作りたいときは、口の広い瓶に木酢液1Lとニンニク100gを入れます。このとき、ニンニクは刻んだりすりつぶしたりしておいてください。まるごと入れてしまうと、ニンニクのエキスが溶け出しにくくなります。漬け込み期間は2カ月です。うどんこ病やべと病の予防、害虫の忌避に役立ちます。
希釈倍率と頻度
散布するときは300~500倍に希釈し、スプレーボトルなどに入れて野菜など植物の表面にかけましょう。病気が発生しやすい時期に3日~4日おきに散布するとよいでしょう。
木酢液の作り方⑤トウガラシを漬け込む場合
トウガラシを漬け込んだ木酢液は、アブラムシやハダニを中心とした害虫を寄せ付けない効果があります。防虫のために使用したい場合にはぜひトウガラシを漬け込んでみてください。口の広い瓶に木酢液1Lあたり100gのトウガラシを投入します。漬け込み期間は生トウガラシで約1カ月、乾燥トウガラシで約3カ月です。
希釈倍率と頻度
300~500倍程度に希釈し、霧吹きやスプレーボトルで散布しましょう。10日に1回ほどの頻度で散布すると、虫除けに役立ちます。害虫が出やすいタイミングで使ってみてください。
ニンニクとトウガラシを一緒に漬けると効果アップ
ニンニクとトウガラシはそれぞれ漬け込んでもかまいませんが、一緒に漬けこむことでより一層効果が期待できる木酢液が完成します。2つとも簡単に手に入る素材のため、ぜひ試してみてください。その場合は木酢液1Lにニンニク100gとトウガラシ100gを漬け込みましょう。
作り方はまだ続きます!