ビーツの育て方&食べ方!栽培して自分で調理するところまでご紹介!

ビーツの育て方&食べ方!栽培して自分で調理するところまでご紹介!

ビーツは「奇跡の野菜」や「食べる輸血」とも呼ばれ、スーパーフードとして知られています。育て方が簡単で、種まきから短期間で収穫ができることから、家庭菜園でも人気です。今回はビーツの種からの育て方や、収穫して実際に調理する様子を順番に見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.ビーツとは?
  2. 2.ビーツの育て方のポイント
  3. 3.ビーツのプランターでの育て方
  4. 4.収穫したビーツの食べ方
  5. 5.ビーツのおいしい簡単レシピ
  6. 6.栄養豊富なビーツを栽培しよう!

収穫したビーツの食べ方

出典:筆者撮影

実際に栽培したビーツを調理していきましょう。ビーツは薄くスライスをすると生でも食べられますが、独特の臭みがあるため、一般的には熱を入れて下処理をしてから料理に使用します。

今回は栽培したチオギアを使いましたが、ほかの品種でも調理法や食べ方は同じです。

ボタニ子

ボタニ子

赤いビーツを調理する時は、まな板が染まらないようにクッキングペーパーの上で切ると片付けが楽だよ。

ビーツの下処理

下処理の方法①オーブンで焼く

葉を落とし、よく水洗いしたビーツをアルミホイルで包みます。180℃のオーブンで40~60分ほど焼き、皮をむいたら下処理の完成です。
出典:筆者撮影

オーブンで下処理をしたビーツは、土臭さが少なく甘みがより引き立ちます。本格的な調理をする時におすすめの方法です。

下処理の方法②茹でる

鍋にビーツがかぶるくらいの水と、少量の酢を入れて火にかけます。沸騰したらよく洗ったビーツを入れて、弱火で30分~40分ほど煮ます。
出典:筆者撮影

煮え終わる数分前に少量の塩を入れ、茹で上がったら流水にさらします。皮をむいて下処理の完成です。
出典:筆者撮影

渦巻きビーツは茹で時間が長いほど模様が消えてしまうので、短時間で仕上げましょう。

ビーツの保存方法

収穫してからすぐに調理をしない場合は、葉を落としてから冷蔵庫で保存します。根の日持ちは1週間、葉は2日ほどで食べ切りましょう。
出典:筆者撮影

ビーツのおいしい簡単レシピ

Photo byJillWellington

下処理をしたビーツは、サラダやスープ、酢漬けなど、さまざまな食べ方ができます。実の部分だけではなく、葉も炒め物や味噌汁などでおいしく食べられます。栽培したビーツの品種を生かせるように、レシピを工夫して作りましょう。

レシピ①ビーツと生ハムのサラダ

出典:筆者撮影

材料

  • ビーツ(生):1個
  • トマト:1/2個
  • 生ハム:2枚
  • オリーブオイル:適量
  • 塩、コショウ:少々

スライスして水にさらしたビーツ、トマト、生ハムを器に盛り、お好みの味付けをして完成です。下処理をしたビーツで作ってもおいしいですよ。

レシピ②ビーツの葉とキノコのバター炒め

出典:筆者撮影

材料

  • ビーツ(葉):1束
  • しめじ:1/2パック
  • ベーコン:2枚
  • バター:大さじ1/2
  • しょうゆ:少々

ボタニ子

ボタニ子

バターで材料を炒めて、しょうゆを少しかけたらできあがり!葉にもたくさんの栄養があるから、いろいろなレシピで食べてみよう!

レシピ③ビーツのピクルス

出典:筆者撮影

材料

  • ビーツ(下処理済み):100g
  • 水:40cc
  • 酢:40cc
  • 砂糖:大さじ1
  • 塩:小さじ1/4

一度加熱した調味液に、2mmにスライスしたビーツを入れ、冷蔵庫で数日置いて完成。さっぱりと味わえる、おすすめの食べ方です!

レシピ④牛こま切れ肉の簡単ボルシチ

出典:筆者撮影

材料

  • ビーツ(下処理済み):150g
  • 玉ねぎ、じゃがいも:各1個
  • ニンジン:1/2個
  • 牛こま切れ肉:150g
  • ニンニク:1かけ
  • コンソメスープ:400cc
  • トマト水煮:1/2缶
  • 赤ワイン:大さじ1
  • ローリエ:2枚
  • 塩、コショウ、バター:少々
  • サワークリーム、パセリ:適量

手順

  1. バターとニンニクを鍋に入れ、牛肉とお好みの大きさに切った野菜を炒める
  2. コンソメスープ、トマトの水煮、赤ワイン、ローリエを入れて30分ほど煮る
  3. 塩コショウで味付けをして器に盛る。サワークリームとパセリをのせて完成

チオギアで作りましたが、赤ビーツで作ると色の濃いボルシチができます。栄養満点のビーツをさまざまな料理で楽しんでください。

ボタニ子

ボタニ子

今度は違う品種を栽培して、真っ赤なボルシチやビーツのお菓子も作ってみたいな。

栄養豊富なビーツを栽培しよう!

出典:筆者撮影

ビーツは栄養価が高く、育て方が簡単なビーツは家庭菜園にぴったりの野菜です。調理方法もさまざまで、鮮やかな色合いは目にも楽しませてくれるでしょう。ぜひ、たくさんの魅力を持つビーツを栽培してみてくださいね。

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龍 みな
ライター

龍 みな

花や野菜を育てること、パン作りが大好き。 休日は一眼レフを持って花や風景を撮りにいろいろな場所に出かけています。

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