収穫したビーツの食べ方
実際に栽培したビーツを調理していきましょう。ビーツは薄くスライスをすると生でも食べられますが、独特の臭みがあるため、一般的には熱を入れて下処理をしてから料理に使用します。
今回は栽培したチオギアを使いましたが、ほかの品種でも調理法や食べ方は同じです。
ボタニ子
赤いビーツを調理する時は、まな板が染まらないようにクッキングペーパーの上で切ると片付けが楽だよ。
ビーツの下処理
下処理の方法①オーブンで焼く
オーブンで下処理をしたビーツは、土臭さが少なく甘みがより引き立ちます。本格的な調理をする時におすすめの方法です。
下処理の方法②茹でる
渦巻きビーツは茹で時間が長いほど模様が消えてしまうので、短時間で仕上げましょう。
ビーツの保存方法
ビーツのおいしい簡単レシピ
下処理をしたビーツは、サラダやスープ、酢漬けなど、さまざまな食べ方ができます。実の部分だけではなく、葉も炒め物や味噌汁などでおいしく食べられます。栽培したビーツの品種を生かせるように、レシピを工夫して作りましょう。
レシピ①ビーツと生ハムのサラダ
材料
- ビーツ(生):1個
- トマト:1/2個
- 生ハム:2枚
- オリーブオイル:適量
- 塩、コショウ:少々
スライスして水にさらしたビーツ、トマト、生ハムを器に盛り、お好みの味付けをして完成です。下処理をしたビーツで作ってもおいしいですよ。
レシピ②ビーツの葉とキノコのバター炒め
材料
- ビーツ(葉):1束
- しめじ:1/2パック
- ベーコン:2枚
- バター:大さじ1/2
- しょうゆ:少々
ボタニ子
バターで材料を炒めて、しょうゆを少しかけたらできあがり!葉にもたくさんの栄養があるから、いろいろなレシピで食べてみよう!
レシピ③ビーツのピクルス
材料
- ビーツ(下処理済み):100g
- 水:40cc
- 酢:40cc
- 砂糖:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
一度加熱した調味液に、2mmにスライスしたビーツを入れ、冷蔵庫で数日置いて完成。さっぱりと味わえる、おすすめの食べ方です!
レシピ④牛こま切れ肉の簡単ボルシチ
材料
- ビーツ(下処理済み):150g
- 玉ねぎ、じゃがいも:各1個
- ニンジン:1/2個
- 牛こま切れ肉:150g
- ニンニク:1かけ
- コンソメスープ:400cc
- トマト水煮:1/2缶
- 赤ワイン:大さじ1
- ローリエ:2枚
- 塩、コショウ、バター:少々
- サワークリーム、パセリ:適量
手順
- バターとニンニクを鍋に入れ、牛肉とお好みの大きさに切った野菜を炒める
- コンソメスープ、トマトの水煮、赤ワイン、ローリエを入れて30分ほど煮る
- 塩コショウで味付けをして器に盛る。サワークリームとパセリをのせて完成
チオギアで作りましたが、赤ビーツで作ると色の濃いボルシチができます。栄養満点のビーツをさまざまな料理で楽しんでください。
ボタニ子
今度は違う品種を栽培して、真っ赤なボルシチやビーツのお菓子も作ってみたいな。
栄養豊富なビーツを栽培しよう!
ビーツは栄養価が高く、育て方が簡単なビーツは家庭菜園にぴったりの野菜です。調理方法もさまざまで、鮮やかな色合いは目にも楽しませてくれるでしょう。ぜひ、たくさんの魅力を持つビーツを栽培してみてくださいね。
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出典:筆者撮影