ミョウガ栽培日記(いまいち編)!株分けのコツや害虫対策をご紹介!

ミョウガ栽培日記(いまいち編)!株分けのコツや害虫対策をご紹介!

そうめんや冷奴に欠かせない薬味の一つ、ミョウガ。実は、コツさえ掴めば、育て方は難しくありません。とはいえ今年は、はじめての株分けと悪天候に苦しめられてしまいました。ここでは、ミョウガの株分けや害虫対策を始めとした育て方のコツを紹介します。

記事の目次

  1. 1.ミョウガの概要
  2. 2.ミョウガの育て方日記
  3. 3.収穫したミョウガの食べ方
  4. 4.なぜ収穫量が少なかったのか
  5. 5.これからのミョウガ栽培に必要なこと
  6. 6.まとめ

ミョウガの概要

出典:写真AC

ミョウガは、ショウガ科ショウガ属の植物です。地下茎で増える植物で、普段食べているのは、ミョウガのつぼみの部分です。独特の香りが強く、古くからそうめんや冷奴の薬味の定番として使われています。またつぼみの他に、春先の柔らかい茎も食べることができます。こちらはミョウガダケという名前で呼ばれています。

基本情報
学名 Zingiber mioga
和名 ミョウガ
草丈 60~100cm
原産地 東アジア

ミョウガを食べても忘れやすくはならない

出典:写真AC

ミョウガを食べると物忘れが激しくなる、という俗説があります。しかしこれは迷信であるどころか、まったく逆なのです。ミョウガの香りはアルファピネンという成分によるものですが、このアルファピネンには集中力を高める効果があると言われているのです。また、汗を促し血液の循環を促進する働きがあるとされています。

ミョウガの収穫時期の見分け方と上手な収穫方法!収穫後の貯蔵方法まで!のイメージ
ミョウガの収穫時期の見分け方と上手な収穫方法!収穫後の貯蔵方法まで!
ミョウガ(茗荷)は夏に収穫できて、美味しく健康にもよい食材です。本記事では、ミョウガの収穫のタイミングを見分ける方法や保存方法について説明します。ミョウガの家庭菜園での栽培方法や収穫の仕方についてもっと詳しく学んでみませんか。

では、実際にミョウガを育ててみましょう!

ミョウガの育て方日記

出典:写真AC

ミョウガは、地植え栽培・プランター栽培のどちらでも育てることができます。半日陰を好むため、庭の隅の方に置くのがおすすめです。ただし、風通しがよくないと、つぼみの数が減ってしまうことに注意が必要です。品種によって収穫時期が大きく変わりますが、今回は秋ミョウガを育てます。収穫時期はやや遅くなりますが、その分大きなつぼみを付けます。

栽培者プロフィール

栽培者プロフィール
家庭菜園経験年数:8年
ミョウガの栽培年数:6年
栽培地:九州エリア
ひとこと:今回ははじめての植え替えに挑戦。更に株分けを行って、プランターを増やしてみます。

ミョウガの栽培スケジュール

ミョウガの育て方日記1:根の掘り起こし(2月20日)

ミョウガの根

はじめての植え替えなので、実際に地下でどのくらいの大きさになっているのか掘り返してみました。すると、プランターの中はミョウガの根でびっしり!こんなに窮屈なことになっていたなんて申し訳なくなってしまいました。

すぐに株分けをして植え替えようと思ったのですが、まだ芽が出始め。ちらほらと見えてはいるものの、数が少なかったため分け方がわかりませんでした。結果、そのままにしておくことに。
ボタニ子

ボタニ子

ちょっと気になることもあるけれど、植え付けと植替えしましょう。次ページから紹介しますよ!

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ミョウガの育て方日記2:植え付け・植え替え(4月7日)

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