クラピアのメリット
芝生以外のグランドカバーとして選択肢にのぼるようになってきた日本生まれの緑化植物クラピアには、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。日陰や北海道など寒冷地での栽培は可能なのでしょうか。確認しておきましょう。
メリット①踏んでも問題なし!
クラピアがグランドカバーとして用いられる理由の1つに、踏まれても元気に育っていくというメリットがあげられます。丸いなめらかな葉を持つため、たとえ裸足で踏んでもチクチクせず気持ちよく歩けるのもうれしいポイントでしょう。
むしろ踏まれた方がよく伸びる?
人の足によって踏み固められる方が、葉が小さく細やかな形になり、密に生い茂るともいわれています。美しいグランドカバーのためにも踏むことがよいというのはうれしいポイントでしょう。
メリット②密に生えて雑草対策◎
人に踏まれるとより密に美しく育つと先述しました。さらに狙える効果として、密に生えそろったクラピアの中から他の雑草が繁殖するチャンスを奪ってくれます。土の中に紛れ込んでいる雑草の種が芽吹くスキを与えません。
メリット③芝生より早くグランドカバーとして成長
芝生以外のグランドカバーとして人気を集めるクラピアですが、芝生に比べて大きなメリットといえるのが成長速度の速さです。根が付きやすく、日当たりと水はけさえよければぐんぐんと広範囲に広がっていきます。
15℃以上あるとぐんぐん伸びる
日陰を除き、よい環境に恵まれるとぐんぐんと成長するクラピアですが、そのために大切な条件の1つが気温です。北海道以南の温暖な地域で日当たりの良い場所であれば、伸びやかに成長してくれます。花を咲かせる4~9月ごろの気温が15℃あれば十分です。
メリット④多年草なので毎年出てくる
クラピアは多年草です。冬の寒さを越すことさえできれば毎年緑のじゅうたんを広げてくれることでしょう。春になると毎年芽吹いてくれるのは嬉しいですね。
刈り込むことでより密な緑が広がる
刈り込んでやることで小さな葉が密に生えそろってきます。そうすると見た目もさらに美しく、雑草もより出てきにくくなります。美しいグランドカバーを維持するためにも年1,2回は刈り込んでやるようにしましょう。
踏んでもOKで、早い成長速度で雑草対策にも効果的なクラピアは、庭のグランドカバーに使ってみたくなりますね。続いてはデメリットも確認しておきましょう。
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