キンリョウヘン（金稜辺）とは？ミツバチとの関係や栽培方法をご紹介！

キンリョウヘンは、あまり普通の園芸店やホームセンターでは取り扱っていません。花を楽しむための交配種のシンビジウムに比べ、人気がないので取り扱う数が少ないか、取り扱っていない店が多いのです。そのため、店頭に無いものを探し回るより、インターネットを通じて購入する方が効率がいいです。あるいは、知り合いに養蜂家（ようほうか）がいれば分けてもらうのもよいでしょう。

キンリョウヘンを購入する時期でおすすめなのは花を咲かせたい年の前の年の秋です。キンリョウヘンの開花時期には必要とする人が増えるため、品薄になり、価格も高騰するからです。また、キンリョウヘンをミツバチを集めるために利用する場合は、ミツバチが群れを分ける時期（分蜂時期）に合わせなければいけません。この時期が地方で異なるため、秋に購入して、冬の間に花が咲く時期を調整する必要があるのです。

キンリョウヘンを翌春に咲かせたい場合、購入時に花芽の有無を確認しましょう。インターネットで購入する場合は商品の説明文をよく読み、花芽があることを確認してから購入してください。また、ネットオークションなどに個人が出品している場合、説明文に記載がなかったり、花芽と葉芽を間違って掲載していることがあります。キンリョウヘンの花芽と葉芽は小さいときはよく似ているので注意しましょう。

キンリョウヘンをインターネットで購入する場合、方法はいくつかあります。園芸店のネットショップとネットオークションなどです。ただし、ネットオークションなどで個人が出品している場合はより注意が必要です。キンリョウヘンにはよく似た種類のランがあり、見分けが難しい場合があります。出品者に悪意がなくても、別の種類のランを気付かずにキンリョウヘンとして出品している恐れがあるのです。