バラの肥料のやり方
バラのために…と思ってせっせと与えた肥料が、逆にバラにとって悪影響を及ぼしてしまうこともよくあります。これを肥料やけというのですが、この肥料やけを防ぐためには肥料を与える場所や量などやり方に気をつけなければいけません。そこでどんなやり方をすれば肥料やけしないのか、詳しく説明します。
肥料のやり方①与える場所
株元から離れた場所に肥料を入れる
肥料のやり方で気をつけないといけないのは、肥料を入れる場所です。肥料は栄養価も高い反面、直接植物に触れると肥料やけを起こして枯れる原因にもなってしまいます。栄養は根の先から吸収されるので、株元から離れた場所に肥料を入れるようにしましょう。特に植木鉢の場合はスペースに余裕がないので、地面に置き肥としてほどこす方が安心ですね。
肥料のやり方②与える量
規定分量を守って与える
もう一つ、肥料のやり方で気をつけないといけないのが肥料の量です。肥料の与え過ぎも肥料やけの原因になります。それぞれの肥料ごとに決められた量があるので、必ずその規定分量を守ってください。特に液体肥料の場合は水で薄めるのか、原液のまま使えるのか、また希薄濃度についてもよくチェックしましょう。
バラの肥料おすすめ
花ごころ・特選有機濃いバラの肥料
花ごころ・特選有機濃いバラの肥料は、バラ専用の肥料として作られていて、植物性と動物性の有機物質がバランスよく配合されています。また、花ごころ・特選有機濃いバラの肥料には、病害虫予防に効果があるニームも配合されているので、バラの栽培におすすめの肥料です。
ハイポネックス・バラ専用肥料
ハイポネックスが販売している肥料にバラ専用肥料があります。これも100%天然有機肥料で、土壌改良や微生物活性の効果もあるのでおすすめです。ハイポネックス・バラ専用肥料はアミノ酸やミネラルも豊富に含んでいるので、バラの生育か良くなり花数も増えます。
住友化学園芸・マイローズばらの肥料
住友化学園芸のマイローズばらの肥料は、窒素やリン酸の比率を高めて配合されているので、葉が良く茂り花数も増えます。また緩効性も即効性も持ち合わせているので、元肥や寒肥としてはもちろん、追肥としても利用することができるのでおすすめです。
ハイポネックス・ハイグレードバラ
ハイポネックス・ハイグレードバラは、アミノ酸・ビタミン類など、バラの生育に欠かせない15種類の栄養素を配合しています。追肥として、また活力剤としてハイポネックス・ハイグレードバラを与えることで、バラの株が丈夫になり、花数も多くなるのでおすすめです。
住友化学園芸・マイローズはらの液体肥料
住友化学園芸・マイローズはらの液体肥料は天然有機入りの活力剤です。鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミン・アミノ酸も配合されているので、追肥としてはもちろん、バラが弱ってきたときに葉に散布して元気を取り戻させる活力剤としてもおすすめです。
まとめ
バラへの肥料について詳しく説明しましたが、おわかりいただけたでしょうか?大切なバラが毎年元気にきれいな花を咲かせるためには、肥料は不可欠です。ただ、肥料のやり方や与える時期を間違えると逆効果なので気をつけましょう。バラの肥料は花ごころやハイポネックスなどから優れた肥料が出ています。ぜひいろいろ試してみて、自分のバラに合った肥料を見つけてみてください!
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出典:筆者撮影