生のじゃがいものおいしい食べ方【シンプルにサラダで】
レシピ①和風サラダ
材料(2人分)
じゃがいも小2個
青じそ8枚
切り昆布1/8枚
梅干し1個
■合わせ調味料
A:梅酢大さじ4
A:白だし(16倍濃縮)大さじ2
■トッピング炒りごま大さじ1/2
作り方
- じゃがいもは洗って皮を剥き、極細の千切りにして水にさらす
- 1をさっと熱湯にさらして冷水にとり、水気を切る
- 青じそは千切りに、梅干しは種を取り小さくちぎる
- 切り昆布は水に戻して水気を切っておく
- ボウルにAの調味料と具材全てを入れて混ぜ合わせる
- 器に盛ってゴマをトッピングする
ポイント
- 熱湯にさらさずに、水に長めに浸すだけでも大丈夫
- 梅を使った暑い時期にピッタリのレシピ
レシピ②明太マヨサラダ
材料
じゃがいも大1個
明太子適量
きゅうり1本
マヨネーズ適宜
塩適宜
作り方
- じゃがいもは洗って皮を剥き、千切りか拍子切りにして塩を振る
- きゅうりは洗って輪切りにし、塩を振る
- 明太子とマヨネーズをボウルに入れて混ぜる
- 1と2の水気を切って3に入れて和える
ポイント
- じゃがいもは水分が多いので、塩で水出しをしっかりとする
- 子どもでもパクパク食べられるおすすめの食べ方
- じゃがいもは薄切りでもおいしく仕上がる
レシピ③極細千切りサラダ
材料
大きめのじゃがいも3個
ひき肉(豚でも牛でも鷄でもok)100g
ごま油30ml
塩小さじ1
作り方
- じゃがいもは洗って皮を剥き、極細の千切りにして1時間ほど水にさらす
- ひき肉は茹でてざるに上げておく
- ボウルにごま油と塩を入れて混ぜる
- 1と2の水気を切って3に入れて混ぜ合わせる
ポイント
- じゃがいもをさらす時間は、30分ほどに減らしても大丈夫
- ひき肉を茹でることで、よりあっさりとした味わいを楽しめる
- 味がもの足りなければ、醤油を足すのがおすすめ
生のじゃがいものおいしい食べ方【ひと手間かけて】
レシピ①お浸し
材料(4人分)
じゃがいも1~2個
小松菜3菜
水600cc
白だし(10倍濃縮)60cc
塩ふたつまみ
醤油大さじ2
みりん小さじ1~2
作り方
- じゃがいもは洗って皮を剥き、1~2mmの細さに切って水にさらす
- 小松菜は洗って4cm幅にカットする
- 小鍋に水を入れて火にかける
- 沸いたら火を止めて白だし、塩、醤油、みりんを入れる
- 4に小松菜を入れてひと煮たちさせる
- 火を止めてじゃがいもを加えて味を馴染ませる
ポイント
- 余熱でじゃがいもに少し火を入れることで、よりシャキシャキ感を味わえる
- 白だしはなければ、ほかのだしに置き換えても大丈夫
- じゃがいもを薄切りにするとしっとりとした食感になっておすすめ
レシピ②酢の物
材料(2人分)
じゃがいも100g
カニカマ4本
万能酢
☆酢大さじ5
☆砂糖大さじ2
☆しょうゆ大さじ1
☆だしの素小さじ1
塩少々
かつおぶし少々
作り方
- じゃがいもは洗って皮を剥き、1mm幅の千切りにして水にさらす
- カニカマは細く割いておく
- ボウルに☆の材料を全て入れて混ぜ合わせる
- 別のボウルに3を大さじ2と塩を入れて混ぜる
- 4にじゃがいもとカニカマを入れて和える
- 器に盛ってかつお節をかける
ポイント
- じゃがいもは薄切りにしたものに変えると、違った歯ごたえを楽しめる
- あっさりとした味付けで、付け合わせやおつまみにおすすめのレシピ
- 万能酢は酢醤油やポン酢に置き換えても大丈夫
レシピ③ジュース
材料
じゃがいも1~2個
■飲みづらい場合
ハチミツ適量
レモン適量
野菜ジュース適量
作り方
- じゃがいもはよく洗い、芽と変色部分を取り除く
- 1を皮ごと擦り下ろす
- 2をガーゼで包んで絞る
- お好みでハチミツやレモン、野菜ジュースを加える
ポイント
- じゃがいもの生ジュースは、腸内環境を整える効果が期待できる
- そのままでは飲みにくいため、甘く味付けするのがおすすめ
- 擦り下ろすのが大変な人は、ミキサーやジューサーを使用しても大丈夫
- 忙しい朝の朝食代わりにピッタリの食べ方
じゃがいもの生食で気をつけたい危険ポイント
じゃがいもは生焼けや生煮えの状態で食べても大丈夫な野菜ですが、完全に生食するときには気をつけなくてはいけない注意点があります。安心安全にじゃがいもを生で食べるためにも、危険ポイントをしっかりと押さえておきましょう。
危険ポイント①ソラニンによる中毒症状
じゃがいもには、ソラニンと呼ばれる天然毒素が含まれています。主に毒素が含まれているのは「芽」「芽の周り」「緑色に変色した皮部分」です。少量口にする分には問題ありませんが、たくさん摂取するのは危険のため、しっかりと取り除きましょう。中毒症状としては、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、めまいなどが挙げられます。
ソラニンはどれくらい摂取すると危険ですか?
中毒を引き起こすソラニンの摂取量は、大人が200mg~400mg、子どもが20mg~40mgです。じゃがいもを1個200gとして考えて、大人は10個以上、子どもは1個以上食べないと通常危険はありません。ただし、古くなって芽が出ているものや、変色しているものは毒素が増えているため注意が必要です。
危険ポイント②食中毒
じゃがいもは毒素による中毒症状のほかにも、食中毒を引き起こすことがあるため気をつけてください。新鮮なじゃがいもを適量食べる分には問題ありませんが、長く保存したものや劣化しているものは、生食せずに火を通す料理に使いましょう。主な食中毒の症状は、吐き気や嘔吐、下痢、腹痛です。
危険ポイント③デンプンの摂りすぎ
じゃがいもに含まれるデンプンは、摂りすぎると中性脂肪になり、肥満やさまざまな生活習慣病の原因になりかねません。適量の摂取は運動や体の維持に必要なエネルギーになるため、積極的に摂取したい成分ではありますが、食べ過ぎには気をつけましょう。生食するときは、しっかりと水にさらしてデンプン質を取り除くのがおすすめです。
危険ポイント④子どもが食べる場合
じゃがいもは子どもから大人まで誰が食べても大丈夫な食材ですが、小さな子どもが食べる場合には、食べ方に注意が必要です。じゃがいもに豊富に含まれる食物繊維は、生では消化しにくい性質を持っています。子どもはもちろんですが、特に赤ちゃんは消化不良や腹痛、下痢を引き起こす危険性があるため、生食せずにしっかりと火を通すように心がけましょう。
生のじゃがいもを安全においしく食べよう!
じゃがいもは加熱してもおいしいですが、生で食べるとまた違った食感や風味を味わえます。生食に向いている品種は意外に多く、いろいろな食べ方を楽しめるのも魅力です。中毒症状を引き起こすなど危険な点もあるため、正しい取り扱い方や食べ方を把握しておきましょう。新鮮なじゃがいもが手に入ったら、ぜひ生でおいしく食べてみてくださいね。
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