ベランダの虫除け対策5選！防虫効果のあるグッズや植物を紹介

「虫が多すぎて駆除しきれない」「お金をかけてでも、完璧に虫を駆除したい」という場合もあるでしょう。そんな場合にできる虫除けの方法を紹介します。

虫を光で寄せ付けて捕獲する捕虫器は、薬剤よりしっかり虫を捕まえたい場合にピッタリです。ベランダに蚊などの羽虫が大量発生してしまった場合などにも向いています。粘着テープで捕獲するタイプやファンで吸引するタイプがあります。ベランダに設置する場合、どんなタイプが向いているのか調べてから購入するようにしましょう。

虫の発生原因がわからない場合や、大量に発生しすぎて自力ではどうしようもなくなった場合、また駆除する虫が危険な場合は、専門の駆除業者に頼んだほうがよいでしょう。人に頼むためお金はかかりますが、安全に確実に虫を防げます。また業者によっては、定期的な訪問や防虫の方法を教えてくれるところもあります。

ベランダでハチを大量に見かける場合、近くに巣がある可能性があります。ハチにはたくさんの種類がいますが、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3種類が危険です。特にスズメバチは攻撃性が高く危険です。自治体によっては、スズメバチの駆除を無料で行っているところもあるため、スズメバチを見かけたら業者に電話する前に一度確認してみましょう。

羽アリはベランダで見かけることがあります。大量発生していたら巣が近くにある可能性が高く、家の中に侵入すると危険です。早めの駆除をおすすめします。アリは小さく隙間に潜んでいることもあるため、専門の業者に頼んだほうがよいでしょう。

ベランダに虫が大量発生している場合、駆除はもちろん原因をつきとめることも必要です。なぜなら原因を排除しなければ虫が発生し続けてしまう可能性があるからです。ベランダに虫が発生する原因は、大きく3つあります。虫の発生をできる限り抑えるために、原因について思い当たることがないか考えてみましょう。

家の周りに畑や草むらが多いなどの立地条件が原因というケースは多いです。カメムシやハチなど飛べる虫は2階程度のベランダなら、簡単に侵入してしまいます。生活環境として自然が豊かなのは素敵ですが、虫は付きものといえるでしょう。ベランダ全体にネットを張ったり、網戸や窓に使える防虫スプレーでの防虫がおすすめです。

清掃不足などが原因でベランダに餌となるものがあり、虫が発生してしまうパターンです。特にゴキブリの発生はこのパターンが多いようです。生ごみでなくともほこりや髪の毛のゴミも虫の餌になります。ベランダの排水溝に虫が大量発生する場合もありますから、一度ベランダを確認し清掃してみましょう。

栽培している植物に虫が侵入してきて増えてしまう場合と、元々購入した肥料や用土に虫の卵が入っている場合があります。また、鉢の受け皿の水をそのままにしていると多湿な状況になり、虫が発生しやすくなります。特に受け皿の水は、蚊が卵を産み付けて大量発生を招いてしまうため、必ず捨てましょう。

ベランダの虫はできれば出てくる前に防ぎたいものです！でもベランダに出てしまっても駆除して、そのあとちゃんと防虫対策をすれば見かける回数を最小限にできます。あたたかくなってくるとどうしても見かける回数が増えてきます。虫を見たくないのなら先にベランダの虫除け対策をしておきましょう。