アシナガバチとは
アシナガバチの種類
アシナガバチとはスズメバチ科アシナガバチ亜科というグループに含まれるハチの総称です。世界には800種類近くのアシナガバチがいると言われており、日本にはそのうちの11種類が生息しています。
セグロアシナガバチ
キアシナガバチと並ぶ日本で最大級のアシナガバチです。民家の軒下に巣を作ることが多く、人の住んでいるような場所で少し茶色がかったアシナガバチを見つけたら、この種類であることが多いです。
キアシナガバチ
セグロアシナガバチと同じくらいの大きさのハチです。セグロアシナガバチ同様よく見られる種類ですが、比較的自然の多いところに巣を作ることが多い種類です。セグロアシナガバチと違って、全体的に黄色みが強いという特徴があります。
フタモンアシナガバチ
少し小ぶりなアシナガバチの仲間で、クルンとカールした触角とお腹の部分にある2つの丸い模様が特徴です。比較的おとなしいアシナガバチの仲間ですが、こちらも民家周辺に巣を作ることがあります。
アシナガバチの見分け方
スズメバチとの違い
スズメバチの方が全体的にずんぐりした体型をしています。アシナガバチの方がスリムでくびれの部分が目立ち、脚も長いので、シルエットを見るとスラッとした印象を受けます。
ミツバチとの違い
ミツバチの方が基本的にアシナガバチより体が小さく、ずんぐりしています。全体的にフサフサしているのも特徴で、アシナガバチは細長くて毛もあまり目立ちません。
ボタ爺
次はアシナガバチの巣の特徴を紹介するぞ!