ベランダの虫除け対策5選！防虫効果のあるグッズや植物を紹介

置き型というと駆除剤というイメージが強いかもしれませんが、ベランダにゴキブリやムカデなどの害虫が発生してしまった場合、一度駆除したほうが防虫につながる場合もあります。特にゴキブリは一度発生すると繁殖力が強いため、できるだけ早めに駆除し防虫につなげることが必須です。

屋外用の置き型防虫剤には裏にテープがついているタイプもあります。風が吹いても飛びにくく、窓際に貼ることも可能です。また平たい形で、エアコンの室外機下に設置できます。巣で死んだゴキブリを食べて他のゴキブリも死ぬため、ベランダで見かけたゴキブリを一網打尽にしたいときは設置してください。

ムカデはコンクリートの隙間からも出てきます。適度な湿度がある場合、3階のベランダなのに見かけたというケースもあります。ベランダで見かけたら、家の中に侵入する前に対策をしましょう。

ベランダの物干しざおなどに吊るす防虫剤は、子どもやペットのいる家庭で人気ですね。ユスリカやチョウバエがベランダに多くみられる場合は、設置してみるとよいでしょう。吊るすタイプの多くが、ピレスロイド系の殺虫成分を配合しています。人体には影響が少ない殺虫成分で、安心して使用できます。

吊るす防虫剤の定番のコナーズシリーズなどは、ベランダや軒下に設置しやすいよう風に強い設計です。また耐水性と耐光性を兼ね備えていて、太陽の光や雨が降り注ぎやすいベランダの設置にも向いています。「雨で効き目がなくなるのでは？」という心配もせずに済むでしょう。

ベランダが広くて、通常の防虫剤では効果が薄かったという人もいるでしょう。そんなときには、薬剤が拡散しやすい仕様のタイプもあります。雨風に強く、ベランダ全体をカバーできるのは嬉しいポイントです。

ベランダが狭くて吊るすタイプを設置するのが難しい場合は、コナーズシリーズなどから発売されている網戸に貼るタイプを使いましょう。ベランダからの小さな虫の侵入を防ぎたいときにおすすめです。

おしゃれな木製カバー付きも発売されています。カバーを付けると直接ベランダの地面に置けます。吊るすタイプの防虫剤は、防虫剤本体から近い場所に効果が出やすいため、ベランダの床に虫が多い場合はカバーを使って床に設置してもよいでしょう。