アロマワックスサシェとは?手作りするのに必要な材料と手順を解説!

アロマワックスサシェとは?手作りするのに必要な材料と手順を解説!

アロマワックスサシェは、火を使わなくてもアロマの香りが楽しめるキャンドルとして人気があります。お子さまやペットがいるご家庭でも安心して使えておすすめです。今回は、初心者の方でも簡単に作れる材料と手順を紹介します。手作りアロマワックスサシェに挑戦してみましょう。

記事の目次

  1. 1.アロマワックスサシェとは?
  2. 2.アロマワックスサシェを手作りしてみよう!
  3. 3.アロマワックスサシェの基本材料
  4. 4.アロマワックスサシェ作りの基本道具
  5. 5.あると便利な道具
  6. 6.アロマワックスサシェの作り方
  7. 7.まとめ

アロマワックスサシェとは?

出典:写真AC

かわいい見た目で人気のアロマワックスサシェとは、キャンドルの材料である「ワックス」を「アロマ」で香りづけして固めたものです。匂い袋という意味の「サシェ」という名の通り、置いているだけで香りが部屋中に広がります。そのため、「火を使わないキャンドル」とも呼ばれています。小さいお子様やペットがいる環境でも、火を使わないので安心してアロマの香りを楽しめます。

アロマワックスサシェを手作りしてみよう!

出典:写真AC

とても華やかで可愛らしいアロマワックスサシェですが、その繊細な見た目から手作りするのは難しそうに思う方もいるでしょう。しかし、実は材料も作り方もとても簡単なのです。今回は初心者の方でも簡単に作れる、アロマワックスサシェの材料や作り方をご紹介していきます。

アロマワックスサシェの基本材料

ソイワックス

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大豆から作られているワックスで、乳白色で柔らかいのが特徴です。ハードタイプとソフトタイプがありますが、初心者の方にはハードの方が溶けやすく、固まるのも遅いので扱いやすくておすすめです。ソイワックスのみで作るとべたべたになり使用感がよくないので、ミツロウなどの材料と合わせると扱いが簡単になります。

パラフィンワックス

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一般的なロウソクの材料で、石油から作られているワックスです。透明感のある白で、ソイワックスに比べてリーズナブルです。透明感を出したい方や、着色を楽しみたい方はこちらがおすすめです。パラフィンワックスのみで作ると固くひび割れしやすくなるため、ミツロウなどの材料と合わせると扱いが簡単になります。

ミツロウ

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ミツバチが巣を作るときに分泌する成分で、手作りコスメの材料にもよく使われます。本来は暖かみのある黄色をしていますが、精製されたものは白色です。ソイワックスの乳白色や、着色を邪魔しないよう、アロマワックスサシェには精製されたものを使用するのがよいでしょう。

キャンドル

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もっと手軽にコストをかけずに作りたい場合は、市販のキャンドルを溶かして使うこともできます。100均などで売られているアロマキャンドルには、香りや色が付いているので、溶かしてドライフラワーなどで飾ると簡単にアロマワックスサシェを作ることができます。溶かす前に芯と底のアルミを取り除き、溶かしやすいよう細かく砕いておきましょう。

アロマオイル

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溶かしたワックスに混ぜて香り付けします。アロマワックスサシェには、合成香料のフレグランスオイルやアロマオイルのほうが香りが長持ちするのでおすすめです。火を使わないキャンドルですが、キャンドル用のアロマオイルも使えます。使用するワックスの量の5%程度を目安に入れましょう。アロマ精油の場合は、10%程度を目安に入れましょう。

アロマワックスサシェ作りの基本道具

ホーロー鍋

出典:写真AC

ステンレスでもよいですが、ホーロー鍋のほうが熱が均一に加わり、材料を溶かしやすくておすすめです。必ず調理用と別のものを用意しましょう。残ったワックスは柔らかいうちに温かいタオルでふき取るときれいに取れます。ワックスは溶けると量が増えますので、鍋いっぱいには入れず7分目程度にとどめておきましょう。

IHヒーター

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ワックスは油なので、高温のまま火にかけていると引火の可能性があります。IHヒーターであれば火を使わないので、より安全にワックスを溶かすことができます。レンジで加熱することも可能ですが、変色や焦げ付きなどの原因にもなるので、手作り用に一つ準備しておくとよいでしょう。

シリコン型

出典:写真AC

柔らかくて取り出しやすいシリコン型が、一番作りやすくておすすめです。初めて手作りする場合はとくに、アロマワックスサシェ用のシリコン型を準備しておくと簡単に作ることができます。また、お弁当用のカップなども便利です。紙製のケーキ型やクッキーの抜き型などを使うこともできますし、工作紙とクッキングシートでオリジナルの型を作ってもいいですね。

飾り付け(ドライフラワー・貝殻など)

出典:写真AC

アロマワックスサシェにはドライフラワーがよく使われますが、ポプリなどでも代用できます。花材以外にも、葉っぱや木の実、ハンドメイド用のドライフルーツや貝殻などを使うものおすすめです。固まった後に転写シートでメッセージを転写してもおしゃれです。穴をあけてリボンや紐を通してもよいですね。

温度計

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ワックスやミツロウは融点が低いので、50℃〜60℃程度で溶け始めます。温度が低すぎると、完全に溶けずに固めたときにダマになってしまいますし、100℃以上の高温が続くと発火の原因となります。ワックスは高温になっても水のように沸騰しないので、手作りの場合は温度計でしっかり温度管理をする必要があります。

あると便利な道具

出典:写真AC

  • ピンセット・・・壊れやすいドライフラワーを置くのに便利です。細かい作業も簡単です。
  • 割りばし・・・溶かしたワックスとアロアオイルや着色料などを混ぜるのに使います。
  • 紙コップ・・・溶かすワックスが多い場合は、紙コップに移してアロマオイルや着色料を混ぜます。
  • ストロー・・・ワックスが固まる前に穴をあけたいところに配置して、リボンや紐を通す穴をあけます。
  • ハトメ鋲・・・リボンや紐を通す穴の補強に使います。手芸用で大丈夫です。ストローとサイズを合わせましょう。
  • クレヨン・・・着色するのに使います。少量削り、溶かしたワックスと混ぜて好きな色を付けましょう。

アロマワックスサシェの作り方

下準備

出典:写真AC

  • 取り出しやすいよう方にオイルを塗っておきましょう。
  • ドライフラワーなどの飾りは、型のサイズに合わせてカットしておきましょう。
  • 型に合わせて飾りの配置を決めておきましょう。

1.ワックスとミツロウを溶かす

Photo byBru-nO

鍋にソイワックス(パラフィンワックス)とミツロウを入れて、完全に液体になるまでしっかり溶かします。ここで完全に溶けていないときれいに固まらないので、割りばしなどで混ぜながらしっかりと溶かします。ミツロウはワックスの30〜40%程度の量を入れましょう。ソイワックスとパラフィンワックスの組み合わせでも、べたつかずに作ることができます。

2.アロマオイルなどの香料を入れる

出典:写真AC

ワックスやミツロウが完全に溶けたら、少し置いて80℃程度になるまで冷まします。粗熱が取れたら、アロマオイルを入れて混ぜ合わせます。着色もこのタイミングで行いましょう。アロマオイルはワックスに対して5%程度、アロマ精油は10%程度を目安に好みで混ぜます。高温のままだと香りがすぐに飛んでしまうので、必ず粗熱を取ってから入れましょう。

3.型に流し入れる

香り付けしたワックスを、用意した型に流し入れます。一気に流し入れると空気が入り、固まったときにボコボコになったりひび割れたりするので、平らなところに置いて静かに流し入れてください。すぐに飾りを置くと重みで沈んでしまうので、そのまま表面に薄い膜が張るまで冷まします。膜が張り固まり始めたら、飾りを置くタイミングです。

4.飾り付けをする

あらかじめ考えておいた配置に、飾りを乗せていきます。配置が下になるものから順番に乗せていきましょう。穴を開けるストローは3cmほどに切っておき、リボンの穴を開けたい場所に置きましょう。そのまま室温でしっかりと固まるまで待ちます。冷蔵庫で急速に固めてしまうとひび割れやシワなどの原因になるので、室温でゆっくり冷やし固めてください。

5.型から抜き取る

しっかりと固まったら、ゆっくりと型から外しましょう。ストローもこのときに外してください。うまく外れない場合は、つまようじなどで反対側から押し出すとうまく外れます。ハトメは穴にはめて、ゆっくりと指で押し込んでください。縁が盛り上がってしまったら、ピーラーなどで削るときれいになります。リボンや紐を通してできあがりです。

まとめ

出典:写真AC

一見難しそうなアロマワックスサシェですが、実際は簡単な材料と作り方で誰でも手軽に作ることができます。お部屋のインテリアとして、クローゼットなどの芳香剤として、お誕生日やブライダルのギフトとして、さまざまな使い方があります。みなさんもオリジナルのアロマワックスサシェを作って、香りのある生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

enaringo
ライター

enaringo

小学生の頃からハーブが大好きです。マンションのベランダからお庭の花壇まで、いろいろな環境で沢山の植物を育ててきました。趣味は植物の成長日記をつける事。毎日お花が咲くことに喜びを感じる日々を送っています。

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