目隠しフェンスをつけてみよう
庭やバルコニーにいると、ふと通る人の目が気になるときはありませんか?そんなときは目隠しフェンスをつけて視線をさえぎってみてはいかがでしょうか。お手頃価格でかんたんに後付けができる、おすすめのおしゃれな目隠しフェンスをご紹介します。
後付け目隠しフェンスの材質
フェンスに適した材質にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、材質の長所短所を比較しながら、どんな場所にどんな材質が向いているのかをみていきましょう。
植物
手入れが比較的楽なため生垣によく使われるツゲや、香りのよいキンモクセイなどの常緑樹、トレリスやラティスにモッコウバラなどのつる性の植物をはわせるなどのやり方があります。ガーデニングが好きな方にはおすすめの、天然の目隠しフェンスです。
もちろん、植物なので日常的にお世話が必要です。さらに、剪定や樹形の維持のための刈り込みのほか、落ちた花や枝葉などの処理など、季節ごとのメンテナンスも必須なので、手間がかかってしまいます。
木製
木製の目隠しフェンスの長所は、なんといっても味があり木のぬくもりを感じられるところです。また、木材は自然のものなので置くだけで気持ちがいいですね。落ち着いた色あいで心も安らぎます。価格も手ごろで、ホームセンターなどで手軽に手に入ります。
その反面、耐久性が弱く、維持するにはメンテナンスに手間も時間もお金もかかってしまいます。風の強いところや海に近い場所、湿気の多い場所など、置く環境によって極端にフェンスの寿命が短くなってしまう可能性があるでしょう。
アルミ製
アルミ製のフェンスのよさは、軽くて作業がしやすいことです。また、豊富なデザインのフェンスが市販されているので、選ぶ楽しみがあります。さらに、サビや腐食に強いので、メンテナンスにほとんど手間がかからず人気です。
その反面、アルミ製のフェンスは衝撃にはそれほど強くないので、安全性が心配です。木のような温かさはあまりなく、無機質な感じがします。また、木材に比べると高価で加工がしにくいので、DIYでフェンスを作るには少しハードルが高いです。
樹脂製
樹脂製は耐久性が抜群で水洗いができ、メンテナンスはほとんど必要ありません。雨や日光などによる色あせの心配がなく、インテリアや庭の雰囲気にあわせていろいろなデザインが選べます。木目や竹垣風などもあり、主流になりつつある材質です。
樹脂製フェンスの取り付けの手間は木製と比べてもあまり変わりませんが、価格は高めのようです。取り付ける場所や予算にあわせて材質を選びましょう。