DIYでブロック塀をおしゃれにするのは可能?
「外構工事」とは、庭やガレージに作ることをいいます。外構に含まれるものは敷地の境界線となる塀だけではなく、門・花壇・ガレージなど屋外にある設備などもすべて含まれます。そのためDIYでブロック塀を作るにしても、外構のどの部分に作るかによってブロックの積み方などの作業難易度が変わります。
庭造りとしてブロック塀をDIYするのは簡単
ブロック塀づくりは専門用語で外構工事といいますが、外構工事と表現すると大掛かりで難しいDIYのようなイメージにも聞こえます。ところが外構は庭も含めたエクステリアのことなので、「庭のブロック塀をDIYする」と同じ意味ですし、アイデア次第で大きさや形などを自由に作れるため初心者にもおすすめです。
防犯用に高く積み上げるのは難しい
高さがあるブロック塀をDIYするには、ブロック塀づくりの専門知識や計算が必要です。そのため庭のDIYの中でも難易度が高く、経験がない場合はおすすめしません。特に隣家や道路の境界線にブロックを高く積み上げる場合、正しい知識に基づいた設計・建築でなければ強風や地震などで倒壊する危険があります。
ブロック塀には建築基準がある
ブロック塀はプライベートの確保だけでなく防犯・防災にも役立つアイテムですが、倒壊して人が巻き込まれれば大惨事の危険もあるため、建築基準法によって塀の高さやコンクリートの厚さなどが定められています。そのため高く積み上げてブロック塀をDIYする場合は法律の基準に基づいて作る必要があります。
DIYでも簡単なブロック塀ならOK
強度もあり1個あたりの値段も安いコンクリートブロックは、街のホームセンターでも簡単に購入できます。高く積み上げるブロック塀づくりは難しいですが、横に寝かせて積み上げて踏み台にするなら専門知識がなくても簡単です。さらに土留めでブロック塀の花壇を作る場合も、高く積み上げる必要がないので女性でも作れます。
DIY初心者でも1段目までなら簡単にできる
ブロック塀を高く積み上げるのが難しい理由は、基礎となる地盤作りとブロックの固定にコツがあるからです。そのため積み方や積む高さによっては、鉄筋を使った本格的な支柱や地盤作りなどが必要になり、難易度もあがります。ただし1段目のみのブロック塀なら特別な強度はいらないので、DIY初心者でも簡単に作れます。
強度が必要な場合は専門家に相談したほうがよい
門の取り付けや目隠しとしてのブロック塀をDIYする場合は、安全性を確保するためにブロック塀の強度が重要なので、外構工事業者や専門家に相談してから作業を進めたほうがよいです。費用は外構工事業者よりもDIYのほうが安いですが、安易にDIYして倒壊した場合のリスクを考えるとDIYが得とはいいきれません。