水栓のタイプ・種類一覧！屋外・屋内向けなど用途別におすすめを紹介！

浴室やキッチン、洗面所やトイレなど私たちの生活に水は欠かせません。また、植物への水やりや洗車など、屋外でも水は必要な存在です。そんな水回りの機能性を高めてくれる水栓にはたくさんの種類があるのをご存知ですか？屋外向けや屋内向け、浴室に特化した水栓など生活に便利な水栓の種類を用途別にご紹介します。

屋外用の水栓は水が出るだけのシンプルなものが多く使われています。代表的な水栓が「学校の校庭にある蛇口」や「公園の蛇口」などです。また、屋外の水栓はホースが取り付けられるように溝があるものや、アンティークでおしゃれなデザインのものまでさまざまです。寒冷地に適した水栓もあります。そんな屋外向けの水栓の種類をいくつかご紹介します。

横水栓は「水を出す、止める」というだけのシンプルな水栓です。屋外で手を洗ったり、植物に水やりをしたりする場合に便利な水栓で、公園や学校でもよく見かけます。横水栓にもたくさんの種類があるので、アンティークなものやスタイリッシュなものを選ぶとおしゃれな見た目になりますよ。

横水栓と見た目はよく似ていますが「吐水パイプ」という水が出る部分をクルクルと回転できるようになっているのが特徴です。水を上下両方に出せるので、下向きに出して手を洗ったり、上向きに出して水を飲んだりと使い分けができます。

耐寒水栓は名前の通り寒さに強い水栓で、給水パイプに「水抜き」という機能がついています。一定の気温以下になると給水パイプから少量の水が排出され、蛇口の水が凍ってしまうのを防ぎます。水栓の部分が冷えやすい北側の日当たりの悪い場所に設置する場合や、蛇口が凍ってしまいやすい寒冷地などにおすすめです。

散水栓は常にホースを付けて使用するための水栓です。蛇口の先に溝があり、ホースをしっかりと固定できるようになっています。また「ニップル」というネジ部品を使用すると、さらにしっかりと連結できるのが特徴です。水の出過ぎを防ぐ「節水コマ」が付いている種類もあります。庭の植物に水やりをしたり、洗車をよくしたりする家庭向けです。

地下散水栓は普段は蓋をしめて水栓を隠しておけるスタイリッシュな見た目が人気です。マンションや商業施設でもよく利用されています。地中に水栓の元となる部分を設置し、使うときだけ蓋を開けてホースや吐水パイプを伸ばして使用できます。自動で芝生に水やりをしたり、タイマーが付いていたりするのでとても便利です。

立水栓は庭にあると、手を洗ったりジョーロに水を汲んだりできてとても便利です。シンプルなものだけでなくレンガ調やタイル調などがあります。また、陶器でできたものや和風の庭によく合う竹のようなデザインのものなどさまざまです。ほとんどの立水栓には「パン」という水を受ける部分があり、ゴム栓がついているので水を貯めておくという使い方もできます。