ギムノカリキウム属とは
ギムノカリキウム属は、南米に生息するサボテンの仲間です。大きさは5~10cmほどで、それほど派手な種類はなく、通好みのサボテンとして知られています。しかし丈夫な種類も多く、いつの間にか見たことがあるという方も多いでしょう。種類が豊富なことから、コレクション性の高いグループでもあります。
ギムノカリキウム属の基本情報
科名 | サボテン科 |
原産地 | アルゼンチン、ブラジル、ボリビア |
形態 | 多年草 |
開花期 | 4~9月 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | やや弱い |
ギムノカリキウム属の自生地
ギムノカリキウム属は南米の草原地帯や高原地帯に自生しています。そのため、砂漠地帯に自生する多くのサボテンと比べて、暑さや強い光に弱いのが特徴です。また、他と比べて水を好む性質をしています。自生地を想像してみると、育てるときのイメージも湧きやすくなります。
ギムノカリキウム属の花
春から秋にかけて花を咲かせます。最初につくし状のつぼみを出して、いくつもの花が咲きます。多くの種類では白い花です。しかし、なかにはピンクや黄色の花を咲かせる種類もあります。サボテンのなかでは花が咲きやすく、花を楽しむために栽培する愛好家も多いです。
夏型のサボテン
ギムノカリキウム属は春から秋にかけて生育する夏型のサボテンです。しかし、暑すぎる時期は苦手で、7月中旬~8月の真夏は生育がやや鈍ります。また、冬場は休眠するため、季節ごとに管理を変える必要があります。
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