ネモフィラ祭りってどんなイベント？関西で楽しめるお花畑を画像でご紹介！

ネモフィラ祭りは、大阪府の「大阪まいしまシーサイドパーク」で開催される、関西最大級のネモフィラのイベントです。ネモフィラ祭りはネモフィラの開花時期にあわせて開催されます。関西最大級の規模の、ネモフィラが咲き誇るお花畑の光景はまさに圧巻の一言です。

• 阪神高速5号湾岸線湾岸舞洲出口より約5分
• 国道43号線梅香交差点を西に進み約15分
• 南港（咲州）方面から夢咲トンネルを通過し約5分
• JRゆめ咲線「桜島駅」から北港観光バスで「ホテル・ロッジ舞洲前」下車
• 大阪メトロ中央線「コスモスクエア駅」から北港観光バスで「ホテル・ロッジ舞洲前」下車

ネモフィラ祭りの開催地「大阪まいしまシーサイドパーク」には、以前は別の花が咲いていました。「大阪舞洲ゆり園」といい、2013年に開園した大規模な植物園です。ユリの開花時期になると約200万輪もの大輪の花が咲き誇り、人々の目を楽しませていました。しかし2018年に上陸した台風21号による高潮と塩害で、壊滅的な被害を受けてしまいます。その結果、大阪舞洲ゆり園は閉園となりました。

大阪舞洲ゆり園にかわる新しい施設として、2019年に開設されたのが「大阪まいしまシーサイドパーク」です。約100万株のネモフィラが植えられ、関西最大級の青いお花畑として生まれ変わりました。そしてネモフィラの開花時期である4月～5月にあわせて、「ネモフィラ祭り」が開催されることになったのです。

ネモフィラ祭りの見どころは、主役であるネモフィラのお花畑です。ネモフィラ約100万株という関西最大級のお花畑は、SNS映えすると評判です。全体像でもアップでも、どちらでも美しい写真が撮れますよ。ネモフィラというと青や水色が一般的ですが、白や斑模様の品種もあります。お花畑のなかから探してみるのも楽しいでしょう。

大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ畑は、桜やチューリップとの競演を楽しめる点も大きな魅力です。桜の木を囲むようにネモフィラが植えられ、チューリップはネモフィラ畑のなかに点在しています。それぞれの開花時期が重なるときに行けば、春の花の競演を楽しめるでしょう。

大阪まいしまシーサイドパークは、海のすぐそばにある施設です。ネモフィラ畑越しに大阪湾が見える場所もあります。このため天気のよい日なら、ネモフィラの青、海（大阪湾）の青、空の青と、3種類の青が一度に堪能できる絶景を見られるでしょう。

ネモフィラ祭りには公式キャラクターがいます。名前を「ネモにゃん」といい、舞洲のネモフィラから生まれたとされているキャラクターです。ネモフィラ祭りの見回りを仕事としているため、開催中はネモフィラ畑で姿を見られます。

花博記念公園鶴見緑地は、1990年（平成2年）に開催された「国際花と緑の博覧会」跡地に造られた公園です。世界各国の植物が見られる日本最大の温室「咲くやこの花館」のほか、バーベキュー場や乗馬苑など楽しめる施設がそろっています。ネモフィラ畑が見られるのは「風車の丘」と呼ばれるエリアです。チューリップも植えられており、春の花の競演を楽しめます。

• 地下鉄鶴見緑地駅から徒歩すぐ
• 車で行く場合は門真ICまたは大東鶴見ICから約10分

淡路島国営明石海峡公園は、甲子園球場約10個分という広大さを誇る国営公園です。子どもが遊べる大型複合遊具や、大阪湾や紀淡海峡を一望できる眺望スポットなど、家族で楽しめる施設がたくさんあります。植えられている花の豊富さは関西最大級です。ネモフィラは大地の虹・南花壇とポプラの丘エリアに約8万株が植えられています。

• JR舞子駅またはJR三宮駅から高速バスで夢舞台前バス停下車して徒歩約3分
• 神戸淡路鳴門自動車道淡路ICから車で約5分

県営馬見丘陵公園は、奈良県の馬見丘陵に造られた公園です。四季折々の美しい花が植えられているほか、「馬見丘陵古墳群」という歴史的遺産もあります。緑道エリア、北エリア、中央エリア、南エリアと、4つのエリアにわかれているのが大きな特徴です。ネモフィラは北エリアの「集いの丘」で見られます。

• 近鉄田原本線池部駅から緑道北口まで徒歩約2分
• 西名阪自動車道法隆寺ICから車で約15分

群生したネモフィラは「青い絨毯」と表現するのにふさわしい、圧倒的な美しさを見せてくれます。広大なネモフィラ畑が観光名所となり、「ネモフィラ祭り」のような大きなイベントが開催されるのもうなずけます。機会があれば、ぜひ開催地へ足を運び、美しいネモフィラ畑を心ゆくまで堪能してくださいね。（※記事の情報は2020年7月現在のものです）