ネギ坊主とは?食べられるの?その役割から食べ方・栄養まで解説!

ネギ坊主とは?食べられるの?その役割から食べ方・栄養まで解説!

辛くて苦みのあるネギの先端にできるまんまるでかわいらしいねぎぼうず。ネギの印象とはずいぶんと異なる存在です。ねぎぼうずって何?食べられるの?どんな調理法があるの?どんな栄養があるの?保存はできるの?そんな疑問にお答えします。

記事の目次

  1. 1.ねぎぼうずとは
  2. 2.ねぎぼうずの特徴
  3. 3.ねぎぼうずの栄養
  4. 4.食べ方いろいろ!ねぎぼうずの調理方法
  5. 5.美しいねぎぼうずの利用方法
  6. 6.まとめ

食べ方いろいろ!ねぎぼうずの調理方法

出典:写真AC

ねぎぼうずはさまざまな調理方法で美味しくいただけます。ただし、花が開く前のつぼみの状態が美味しく食べられる時期で開花してしまったあとはおすすめできません。つぼみの期間が非常に短く、一般的なスーパーに並ぶことはまれで、入手したい場合はネギの栽培が盛んな地域の直売所などに行きましょう。手に入りにくくて美味しい。ある意味幻の食材ともいえそうですね。

調理法①天ぷら

1番の食べ方は天ぷら!ねぎぼうずの天ぷらは高級料亭の味!?

春の山菜で天ぷらの王道といえばタラの芽ですが、ねぎぼうずの天ぷらもそれに匹敵するほど美味といわれています。作り方もとても簡単で、通常の天ぷらの作り方と同じです。軽く洗って水けをとり、衣につけて揚げるだけ。食べ方は揚げたてにお塩を少しつけて食べるのがおすすめです。苦みがたまらない大人の天ぷらになります。ねぎぼうずは種を付ける部分なので、それまで葉にあった栄養分が蕾にどんどん移動してきます。つまり種を付ける前のねぎぼうずの蕾は栄養豊富なんです。

調理法②炒め物

いろいろな食材や調味料との相性抜群!

ねぎぼうずは炒め物として調理しても美味しくいただけます。牛、豚、鶏などの肉と炒めても、他の野菜やキノコ類と炒めても相性が良く、味付けもシンプルな塩・コショウ、醤油ベースで甘辛炒め、マヨネーズ炒めなども美味しいです。ネギの味をぎゅっと濃縮したような癖のある味なので同じように癖のあるレバーなどと炒めても臭みけしになります。ネギと違い歯ごたえもあるので食感も楽しめます。ニンニクやキノコ類と炒めてパスタの具材にするのもおすすめです。

保存方法

Photo bycharly3d

ねぎぼうずは冷凍保存できる

もしもねぎぼうずをたくさん入手することができたら芽ネギや葉ネギと同様に小分けにしてラップで包み、保存バッグや保存容器でしっかり密封して冷蔵保存しましょう。使用するときは解凍すると水けがでてしまうので、天ぷらの場合も炒め物の場合も凍ったまま調理するようにします。冷凍保存できればねぎぼうずの時期がすぎても食べられますね。

美しいねぎぼうずの利用方法

出典:写真AC

畑でよく見るねぎぼうずは観賞用としてはほとんど使われることはありませんが、こんなに華やかで美しいねぎぼうずもあるんです。名称はアリウム・ギガンチューム。まるで人工物のような形をしていますね。細くて長い茎の先端に毛糸玉のような紫色の花。この花は小花が1000個以上もあつまって球体となっています。花の直径は10~20センチ。茎の長さは約1メートルにまで成長します。たくさんの花が咲きそろっているさまは、なんとも不思議な光景です。

フラワーアレンジメントにも

アリウムはその個性的な印象を活かしてフラワーアレンジメントにも重宝されます。馴染みのあるお花を使ったアレンジメントも素敵ですが、それでは物足りないという方はアリウムをまぜてアレンジしてみましょう。その大きさと鮮やかな色は存在感抜群。どこか現代風でワンランク上のおしゃれなアレンジメントができます。こんなアレンジメントをもらったら写真をとって自慢したくなってしまいますね。

建築物の装飾にも!

Photo byfotoerich

日本の古い橋の欄干の上には擬宝珠(ぎぼうしゅ・ぎぼし)というものがのっています。擬宝珠は宝に似せたものという意味があると言われていますが、宝ではなくねぎぼうずに似せて作ったものという説もあります。ネギは辛味と苦みの強い独特のにおいがします。この臭いが邪気を払い、魔除けになると信じられていました。また、ネギは強い植物で生命力があり、その花であるねぎぼうずは長い間、散らずに咲いているので縁起が良いとされていたため、橋の欄干や寺社仏閣の装飾とされていたようです。

ワシーリー大聖堂(正式名称ポクロフスキー大聖堂)

出典:写真AC

ロシアモスクワの赤の広場にあるワシーリー大聖堂(正式名称ポクロフスキー大聖堂)はイワン4世がモンゴルへの戦勝を記念して1500年中頃に建てられた中世ロシアの代表的な建築物です。ロシア特有の高さ50メートル近くになる唐の主屋を中心に同型の塔8つで囲まれていて、17世紀ごろに塔のドーム部分をねぎぼうず型に変更し装飾の豊かなユニークな建造物になりました。ロシアの建築物にはこのようなねぎぼうず型のものが多数あります。

まとめ

出典:写真AC

いかがでしたか?ねぎは育てるのが簡単なので家庭菜園の経験がある方も少なくないと思いますが、ねぎぼうずは処分してしまっていた…なんてこともあったかもしれません。ネギは芽ネギの時期からねぎぼうずの時期まで美味しく頂けて、食べ方もさまざまで、栄養豊富な食材です。ねぎぼうずの風景を目で楽しむだけではなく、それをさまざまな食べ方で食して春を感じるのも素敵ですね。ぜひ観賞用に育ててみたり、飾ったり、食したりと楽しんでみてください。

とと
ライター

とと

ハーブのある生活を。ハーブを少しずつ増やしています。

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