らっきょうの漬け方講座!誰でも作れる人気の簡単レシピも紹介!

らっきょうの漬け方講座!誰でも作れる人気の簡単レシピも紹介!

らっきょうは独特の香りと辛み、歯ごたえのよい食感が特徴です。今回は初夏の時期に向けて、甘酢漬け・塩漬け・醤油漬けなどらっきょうの漬け方をご紹介します。らっきょうの漬け方のほかにも簡単でさっと作れる美味しいレシピもご紹介しますので参考にしてみてください。

記事の目次

  1. 1.らっきょうとは
  2. 2.らっきょうの漬け方
  3. 3.らっきょうの効能
  4. 4.らっきょうを使ったレシピ
  5. 5.らっきょうの保存方法
  6. 6.まとめ

らっきょうとは

中国が原産とされるネギ科の植物で、5月から7月の初夏の時期に収穫されます。日本には平安時代に伝わり、当時は薬として使われていました。現在でも漢方薬として使用されていますが、一般的にはカレーの付け合わせなど、膨らんだ白い鱗茎(りんけい)部を食用とするほうが主です。

基本情報

分類 ヒガンバナ科 ネギ属
学名 Allium chinense
別名 オオニラ サトニラ
原産 中国 ヒマラヤ地方
生活 多年草
花色 紫色
収穫期 5~7月

精進料理の禁葷食(きんくんしょく)

らっきょうは精進料理で禁じられている食材の一つです。仏教では「葷(くん)」と呼ばれる臭いの強い食材を禁じており、臭いの強い食材を食べると淫欲・憤怒が起こることが理由とされています。禁じられている食材を五葷といい、ほかにニンニク、ニラ、ヒル、ネギのことを指します。

特産地

鳥取県鳥取砂丘の「砂丘らっきょう」が有名ですが、鹿児島県吹上砂丘で採れる「砂丘らっきょう」、福井県三里浜の「花らっきょう」、徳島県の「鳴門らっきょう」が有名です。特に鹿児島県は鳥取県と収穫量で1位、2位を競うほどの収穫を誇っています。

沖縄県の島らっきょう

島らっきょうとは沖縄県独自の品種で、糸満市や沖縄北部の離島などが主生産地とされています。一般的ならっきょうと比べると、小ぶりで香りが強く、人気の品種ですが、一般的ならっきょうが甘酢漬けされるのに対し、島らっきょうは辛味が強いため、天ぷらなどに利用されます。

エシャロット

エシャロットは、らっきょうの別名です。らっきょうの収穫時期より早く収穫されたもので、軟白栽培したものを言います。味はらっきょうと同じですが、香りやクセが無いのが特徴で、こちらも人気の食材です。

らっきょうの選び方

初夏の時期に出回り始めたら、らっきょうの鱗茎(りんけい)がふっくらとし、芽の部分が伸びていないもの、それぞれの粒が揃っているものを選びましょう。らっきょうはすぐに鮮度が落ちやすく、鮮度が落ちると身が痩せてしまいます。身が痩せると食感が悪くなりますので、購入後はできるだけ早く加工しましょう。

洗いらっきょうと根付きらっきょう

洗いらっきょうとは、あらかじめ根を切り取り、塩水で芽の成長を止めたものです。下処理が施されているのですぐに加工できます。根付きらっきょうは、収穫後に少し根と芽を残して出荷されたものです。根付きらっきょうの方が、購入後に根や芽を切り取る手間はありますが、身がしまって美味しいです。

ボタ爺

ボタ爺

次のページからは、いよいよらっきょうの漬け方を紹介するぞ。

次のページ

らっきょうの漬け方

関連記事

Article Ranking