サボテンの植え替え方法!適切な時期や用土づくりのポイントをご紹介!

サボテンの植え替え方法!適切な時期や用土づくりのポイントをご紹介!

サボテンは丈夫で手間のかからない植物です。成長はゆっくりですが、元気に育てるためには植え替えが欠かせません。今回の記事では、サボテンの栽培方法の基本と共に、植え替えについて適した時期や用土づくりなどを含めて詳しい方法を解説しています。

記事の目次

  1. 1.サボテンとは
  2. 2.サボテンの基本の育て方
  3. 3.サボテンの植え替えについて
  4. 4.サボテンの植え替えのやり方
  5. 5.まとめ

サボテンの植え替えのやり方

ここまで、サボテンの基本的な栽培方法や、植え替えの基本情報についてご紹介してきました。ここからは、サボテンの植え替えの具体的なやり方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

用土

サボテンは他の草花と比べて水はけのよい用土を好みます。市販されているサボテン用の用土であれば、サボテンに適した配合がされているため、初心者にもおすすめです。商品によって品質が違いますので、なるべく微塵の入っていないものを使用しましょう。

自作の場合

用土を自分で配合する場合は、赤玉土と鹿沼土をベースにします。赤玉土:鹿沼土:軽石を2:2:1で配合し、ご自宅の環境に合わせて調整しましょう。水はけをよくする場合は軽石やゼオライトを増やし、保水性を高める場合は腐葉土を増やしてください。

肥料

もともと痩せた土地に自生しているサボテンは肥料が少なくても成長しますが、適度に肥料を与えたほうがより健康に成長します。そのため、用土に緩効性肥料を一つまみ程度混ぜて与えると効果的になります。ただし、市販の用土を使用する場合はあらかじめ配合されている場合もあるため、その場合は不要です。

植え方

植え方①

まずは古い鉢から苗を抜き出します。根鉢をほぐしたら細い根や傷んだ根を取り除きましょう。特に傷んだ根が残っていると病害虫の原因となるため注意してください。そして根っこを半分程度に切り詰め、半日~数日切り口を乾かします。

植え方②

新しい鉢に鉢底ネットか鉢底石を入れ、用土を数cm入れます。その上に緩効性肥料と殺虫剤を規定量いれ、さらに上から用土を足します。根っこに肥料が直接当たると肥料焼けしてしまうため、必ず上に用土を足すようにしてください。

植え方③

鉢の真ん中に苗をすえて仮置きし、位置を決めたら周りに用土を足し入れます。割りばしなどの棒を挿して根っこと用土をなじませ、最後に鉢をトントンと叩くと用土が落ち着きます。お好みでさらに化粧砂を敷いてもよいでしょう。作業中は棘に刺さらないように注意してください。

植え替え後の管理

Photo by sorarium

植え替え後は、明るい日陰で1~2週間管理し、水やりは1週間後を目安に再開します。日に当たる場所へ移動するときは、いきなり直射日光に当ててしまうと葉焼けを起こす可能性があるため、徐々に明るい場所へ慣らしながら移動させましょう。

まとめ

サボテンは丈夫でそれほど手間のかからない植物ですが、植え替えをすることでより健康に育てることができます。植え替えのポイントは植え替えの時期と根っこの処理ですが、植え替えのやり方自体は難しくありません。適切に栽培すれば数十年問付き合える種類も多いですので、ぜひこの記事を参考にサボテンの栽培を楽しんでください。

YUJI
ライター

YUJI

多肉植物や塊根植物が大好きです。最近では無農薬での野菜作りにもはまってます!

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