クジャクサボテンの種類
クジャクサボテンは、複数の近縁のサボテン科の植物数属とが掛け合わされてできており、その品種には様々なものが存在します。写真とともにその一部を紹介していきます。
京花火
オランダカクタスの「京花火」は、濃いピンクから薄いピンクまでグラデーションのように花が重なるのが特徴です。その名の通り、花火のように華やかで美しいサボテンです。同じオランダカクタスの種類に、「十二単」という品種もあり、こちらも同じようにグラデーションがきれいな花となっています。
紫紅花孔雀
真っ赤な花を咲かせる紫紅花孔雀は、育てやすい品種で古くに日本に上陸してから、広く栽培され続けている品種です。
月下美人
月下美人は、夜に咲いて朝にはしぼんでしまうのが特徴です。クジャクサボテンを代表する品種で、咲く前からわかる強い香りがあります。英語では「A queen of a night(夜の女王)」と呼ばれています。通常のクジャクサボテンより葉の形も薄く、濃い緑色をしているのが特徴です。
宵待孔雀
月下美人の一種で、細長い線状をした花びらが特徴の宵待孔雀は、雌しべの軸が赤みを帯びているのが特徴です。花は上向きに咲くのも特徴の一つです。
白眉孔雀
ギザギザした葉っぱを持つ、こちらも月下美人の品種の一つです。白い花の下に、鮮やかな黄色をした萼がつくのが特徴です。
ドラゴン・フルーツ
ドラゴンフルーツはサボテン科に属する植物です。その中でもミニドラゴンフルーツは、月下美人の仲間になります。花も月下美人と似ており、白の花びらに黄色の鰐があるのが特徴です。花の大きさは5cm前後と小さめです。
まとめ
美しく鮮やかな大輪の花を咲かせるクジャクサボテンは、見た目も華やかで、鉢植えでも育てやすい植物です。ぜひ一度、ご自宅で育ててみてはいかがでしょうか?
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出典:写真AC