米びつとは
米びつとは、その名の通り米を保存しておくための容器です。木材(桐)やプラスチック、ステンレス、ガラスなど材質はさまざまです。ライスストッカーなどというおしゃれな呼称もあり、見た目もコンパクトかつスリムでおしゃれなものが数多く販売されています。
お米をおいしく保存するために米びつは実は欠かせないのよ!米びつのメリットやデメリットを確認しましょう。
米びつのメリット・デメリット
米びつを使う最大のメリットは、お米をおいしく保存できるということです。デメリットとしては、場所を取ること、詰め替えが面倒であることなどが考えられます。詳しくご説明しましょう。
メリット
実はお米は肉や野菜などと同じ生鮮食品だといわれるほど、鮮度が大切な食べ物です。高温多湿な環境でおいておくと、お米が劣化し、あっという間に味を落としてしまいます。米びつを使うことで保存に適切な環境を保つことができます。
デメリット
デメリットは、米びつ自体のサイズはずっと同じなので、中のお米が減ったとしても使用するスペースは変わらず常に一定のスペースの確保が必要なことです。さらに、商品によっては、大きな米袋を抱えて充填するという作業も必要になります。
確かに詰め替えの手間やスペースを考えると面倒だけど、コンパクトで持ちやすい米びつを選べば毎日の計量は逆に楽になるかもしれないな。
そうそう。毎日のように米びつに詰め替えるわけじゃないし、1~2か月に1回の手間でおいしいお米が毎日食べられるなら楽だともいえるわ。
避けるべき米びつの保管場所
米びつを買ったとしても、その保管場所が悪ければその効果は激減してしまいます。米びつ(米)の保管場所を選ぶにあたり、気を付けるポイントをご紹介します。
①湿気の少ないところ
お米は乾物と考えることもできます。お米に水をいれて炊飯するまでは、湿気の少ない場所で保管するのが、劣化を防ぐためにも重要でしょう。水がかかりやすかったり、ジメジメしたりするような場所は避けましょう。
②高温を避ける
紫外線など直射日光にさらされるとお米の劣化はさらに進みます。お米の苦手な高温にもさらされることになるので、直射日光と高温になる環境は避けます。
毎日、開け閉めして通気性のいいキッチンの引き出しや、パントリー(食品庫)などがよさそうだね。
そうね。最近はコンパクトな米びつも多く販売されているから、米びつごと冷蔵庫にいれて保管する人も多いと聞くわ。とてもいいアイデアね!
たしかにお米が生鮮食品であると考えれば、冷蔵庫はいいね。ではどんな米びつが人気なのか実際の商品をチェックしてみよう!
そもそも、米びつってどうしても使うべきものなのかな?詰め替えるのも面倒に感じるんだけど…。