ドライフルーツをもっとおいしく食べたい
手軽にビタミンやミネラルが摂れて、健康や美容にもいいといわれているのがドライフルーツです。ナッツやチョコレートと組み合わせたり、シリアルにプラスしたり、ドライフルーツをそのまま食べている方も多いでしょう。おいしいドライフルーツを色々な食材とアレンジして食べると、新たな味のハーモニーが発見できますよ。
ドライフルーツの栄養と美容効果
ドライフルーツには美肌に効果的なビタミンや、貧血・熱中症対策に効果的なミネラル、腸内環境を整える働きのある食物繊維、アンチエイジングが期待される抗酸化成分などが含まれています。美容や健康にうれしい効果が期待できて、さらにいつでも手軽に摂れるのもうれしいポイントですね。
ドライフルーツの食べ方①フルーティなヨーグルトのデザート
ドライフルーツのヨーグルトデザート
腸内環境を整えお通じをよくするのにも効果的なデザートが、ドライフルーツとヨーグルトの組み合わせです。好みのドライフルーツをヨーグルトに漬け込むだけ、手順もとても簡単で朝食にもぴったりなヘルシーデザートですね。
材料
今回使ったのはこちら!
- プレーンヨーグルト 1パック(400〜500g)
- ドライフルーツ 70〜100g
作り方
- 保存容器に、ヨーグルトを半分ほど入れる
- ドライフルーツを一つずつばらして、一口大にカットする
- フルーツを入れて、よく浸かるようにヨーグルトを足し入れる
- 全ての材料を入れたら、フタをして冷蔵庫で一晩漬けおく
- ドライフルーツがしっとり柔らかくなったら、できあがり
ドライフルーツの食べ方②夏にぴったり!フルーツティー
ドライフルーツのフルーツティー
ひんやりしたフルーツがたっぷり入った人気のフルーツティーは、ドライフルーツを使って手軽に作れます。夏のミネラル補給や貧血防止にも、おいしいドライフルーツのフルーツティーがぴったりですね。
材料
- 紅茶ティーバッグ 2つ
- 熱湯 400mL
- ドライフルーツ 60〜80g
作り方
- ティーポットにドライフルーツとティーバッグを入れる
- 熱湯を注いで1分〜1分半で、ティーバッグを取り出す
- フタをして、そのまま蒸らす
- ホットなら、そのままカップに注ぐ
- アイスなら、氷を入れる
- 好みで甘さを加えて、できあがり
ドライフルーツの食べ方③大人のラムレーズンアイス
大人のラムレーズンアイス
市販のラムレーズンアイスといえばバニラ味を想像しがちですが、おいしいラムレーズンを作っておけばいろいろなアレンジが楽しめます。チョコレートアイスやコーヒーアイス・抹茶アイスなどを使って、ちょっと大人な雰囲気の冷たいデザートを作りましょう。
材料
- カップアイス 1個
- ドライレーズン 30〜40g
- ラム酒 10〜15cc
- ナッツやグラノーラ 適量
作り方
- レーズンをボールに入れ、熱湯に浸して軽く混ぜる
- ①を2〜3回繰り返して、オイルコーティングを取り除く
- 水気を切ったレーズンにラム酒をかける
- ③を冷蔵庫で、一晩漬け置く
- アイスクリームを、室温で少し柔らかくする
- ⑤にラムレーズン・グラノーラやナッツを混ぜ合わせる
- 器に盛って、できあがり
ドライフルーツの食べ方④チョコレートサラミ
ドライフルーツのヘルシーチョコレートサラミ
砂糖を使わずにドライフルーツの甘味だけで、美容や健康が気になる女性におすすめのチョコレートサラミが作れます。デーツやイチジク・プルーンなど、しっとりと柔らかい食感のドライフルーツがぴったりですね。
材料
- オートミール 30g
- ドライフルーツ 50g
- ナッツ 20g
- ココアパウダー 15g
- ラム酒 少々
- 食品ラップまたはクッキングシート
作り方
- フードプロセッサーでオートミールを砕く
- ①にドライフルーツを加えて、攪拌する
- ②に刻んだナッツとココア、好みでラム酒を加えて混ぜ合わせる
- 食品ラップに棒状にまとめて、冷蔵庫へ
- しっかりと固まったら、スライスしてできあがり
ドライフルーツの食べ方⑤フルーツサンドイッチ
ドライフルーツのフルーツサンド
子どもから大人まで大人気なのがフルーツサンドですね。ソフトな食パンを使ったいつものフルーツサンドとは一味違う、大人の雰囲気が漂うコクのあるおいしいドライフルーツを使ったフルーツサンドが、簡単に手作りできます。
材料
クリーミーでフレッシュな味わい!
- マスカルポーネ(クリームチーズ) 100g
- ドライフルーツ 30〜40g
- ミニクロワッサン 4〜6個
作り方
- マスカルポーネにドライフルーツを混ぜ合わせる
- 30分ほど冷蔵庫でなじませる
- ミニクロワッサンに切れ目を入れる
- クロワッサンに②のクリームを挟めば、できあがり
ドライフルーツの食べ方⑥ケーキやパン・焼き菓子のアレンジ
ドライフルーツのアレンジは無限大
ドライフルーツはアレンジすると新たなハーモニーが生まれて、食感や香りが楽しめます。ラム酒やブランデー・ワインなどで柔らかく戻して、ケーキやパン作りに活用するのもおすすめです。アルコール以外では酒粕で戻す方法もあります。いろいろな種類のドライフルーツの組み合わせを試して、おいしい焼き菓子の新しいレシピ作りに挑戦してみましょう。
ドライフルーツのアレンジのコツ
アレンジのコツ①種類と違い
ドライフルーツにはベリー類や柑橘類・南国フルーツ系など種類があって、加工方法も様々です。生の果物をカットしてそのままドライ加工したものや、シロップや砂糖漬けなどで甘さを加えているものもあります。フルーツ本来の色合いを残すために、漂白剤や硫黄処理している果物もあるので、パッケージで添加物などをよく確認しましょう。
アレンジのコツ②下処理は湯通し
レーズンやブルーベリー・クランベリーなどの皮ごと加工するドライフルーツは、オイルコーティングされたものが多く販売されています。表面がテカテカしているのが、オイルコーティングの特徴です。熱湯をまわしかけて油分を取り除いてから、アレンジするといいでしょう。
アレンジのコツ③保存方法
ドライフルーツは、直射日光と高温多湿を避けて常温で保存します。ただし食品を保存する場合の常温は、15〜25℃を指します。真夏や真冬などで常温を確保できない場合は、冷蔵庫の野菜室に入れましょう。開封後は酸化しやすいため冷蔵庫に入れ、色や香りが無くならないうちに早めに使い切るようにします。
まとめ
ドライフルーツは食品加工の技術が進歩したおかげで、いちごのフリーズドライなど今までになく種類が増えています。季節を問わずいろいろな組み合わせが楽しめます。美容や健康にも効果的な、おいしいドライフルーツのアレンジを楽しみましょう。
出典:Unsplash