花壇の上手な作り方!おしゃれにするコツ・花壇のデザイン事例を紹介!

花壇の上手な作り方!おしゃれにするコツ・花壇のデザイン事例を紹介!

四季折々の花が咲き乱れる花壇は、ガーデニングする人はもちろん訪れる人の心を和ませてくれる存在です。花壇の作り方はいろいろありますが工程は難しくなく、コツさえつかめば初心者でも簡単です。今回はおしゃれな花壇の作り方や、上手な寄せ植えのポイントを紹介します。

記事の目次

  1. 1.初心者でもできる花壇の作り方を知ろう
  2. 2.花壇の作り方の基本
  3. 3.素敵な花壇の作り方【レンガを使った花壇】
  4. 4.素敵な花壇の作り方【石を使った花壇】
  5. 5.素敵な花壇の作り方【木材を使った花壇】
  6. 6.素敵な花壇の作り方【おしゃれな実例とコツ】
  7. 7.自分好みのおしゃれで素敵な花壇を作ろう!

初心者でもできる花壇の作り方を知ろう

出展:写真AC

花壇は植物を植えて育てるスペースであり、目で見て楽しむ場所でもあります。寄せ植えにされた花が咲き乱れる花壇は、人の心を和ませその場を明るい雰囲気させるため、ガーデニングだけでなく、家の前のアプローチ部分に設置する人も多いです。自作するのは難しく思える花壇ですが、実は作り方は豊富で、初心者でも簡単に作れる方法がたくさんあります。

花壇の作り方の基本

Photo by sqm

上手な花壇作りのコツは「基本を押さえておくこと」です。どのような花壇を作るにしても基本を知っておかないと、後々トラブルが起き、移動させたり撤去したりする手間がかかってしまうため注意が必要です。楽しく花壇作りやガーデニングをするためにも、実際に花壇を作る前に、まずは花壇作りの基本を押さえておきましょう。

基本①作る場所を決める

まずは花壇を作る場所を決めます。家や庭とのバランスはもちろん、日当たりや風通しのよさなどガーデニングに適した場所を選ぶのがコツです。土の上に花壇を作るのが一般的ですが、砂利やコンクリートの上でも花壇は作れます。ただし、砂利やコンクリートの上に直接レンガなどをのせて花壇を作ると土漏れを起こす場合があるため、しっかり対策をとりましょう。

砂利やコンクリートの上での花壇の作り方

砂利やコンクリートの上に花壇を作るのであれば、土漏れを防ぐためにも、土を入れる前に畔(あぜ)シートや防草シートなどを敷きましょう。ただし、シートで囲った中で植物を育てることになるため、水はけが悪くなることは避けられません。シートは通気性のよいものを使い、梅雨など雨がひどく続く際には、パラソルやビニールなどで花壇を覆うことをおすすめします。

ボタニ子

ボタニ子

花壇に使うレンガや石に穴を開けて排水部分を確保するのもひとつの手だけど、初心者にはハードルが高いかも。業者に頼むほうが無難だよ!

基本②花壇の大きさと形を考える

花壇を作る場所が決まったら、ガーデニングのしやすさも考慮しつつ大きさと形を考えます。小さな花壇を作るか大きな花壇を作るか、長方形にするか円形にするかなど、作る大きさや形によって選ぶべき材料の質や数は変わります。地面が土や砂利であれば棒などで、コンクリートであればチョークなどで、花壇を作りたい場所におおよその形と大きさを描いてみましょう。

ボタ爺

ボタ爺

具体的な大きさを決めておくのがコツじゃ。寄せ植えなどのレイアウトがしやすくなるから、前もって大きさはしっかり考えるんじゃよ!

ボタニ子

ボタニ子

初心者には長方形や正方形の花壇が作りやすくておすすめよ。円形や楕円形の花壇作りにはコツがいるから、慣れてから挑戦してね!

基本③庭を耕す

Photo bycongerdesign

花壇を作る場所に生えている雑草や、落ち葉やゴミなどを取り除き、クワやスコップで耕します。余計なものがあるままの状態で花壇を作ると、「花壇が壊れやすい」「ガーデニングがしにくい」「植物がうまく育たない」など問題が起こる可能性が高まるため注意が必要です。耕した後は、土表面をまっすぐにならしておきましょう。

ボタ爺

ボタ爺

花を植える際にも「耕す」行為は重要なんじゃ。花壇作りの際にはしっかり耕すんじゃよ!

基本④土壌を作る

出展:写真AC

花壇は英語で「Flower Bed(フラワーベッド)」というように、植物にとって栄養を吸収し心地よく過ごす場所であるため、きちんと土壌作りをしておく必要があります。植物が育つのに大切なのは「保水力」「排水力」「保肥性」の高さです。病気や害虫予防には土が清潔であることが重要のため、使いまわしの土ではなく清潔な用土を準備しましょう。

ボタニ子

ボタニ子

土作りはガーデニングの基礎だよ!しっかりコツを押さえておいてね!

土の作り方【庭の土を使う場合】

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植え付けの2週間前に土を掘り起こして耕し、1㎡あたり約100gの苦土石灰を混ぜます。日本の土は酸性雨の影響で酸性に傾いているため、pH調整のためにも苦土石灰を使いましょう。1週間後、土の3割ほどの容量の腐葉土や堆肥を混ぜ込んでください。植え付け時に有機肥料を元肥として施して完成です。

ボタ爺

ボタ爺

苦土石灰は馴染むのに時間がかかるんじゃ。苦土石灰の使用は、植え付けの2週間前までに済ませるんじゃよ!

土の作り方【市販の土を使う場合】

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自分で土作りをするにはある程度の技術がいるため、ガーデニング初心者の方は「市販の園芸用培養土」を使うのが適しています。清潔なうえにもとから植物が成長しやすい土作りがなされているため調整する必要がなく、扱いやすくておすすめです。元肥入りのものであればそのままで大丈夫ですが、入っていない場合は植え付け時に有機肥料をまきましょう。

庭の土を使って花壇を作る場合、腐葉土や堆肥を混ぜなくてもできますか?

庭の土の状態にもよりますが、腐葉土や堆肥は混ぜることをおすすめします。腐葉土や堆肥は、土全体に微生物を増やし、植物が成長しやすいふかふかの土に変える働きを持っています。特に粘土質など水はけの悪い土には、スムーズなガーデニングのためにも、土壌改良剤として腐葉土や堆肥を混ぜ込みましょう。

ボタニ子

ボタニ子

次は、レンガを使った花壇の作り方を説明するよ!

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素敵な花壇の作り方【レンガを使った花壇】

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