シャドークイーンとは?芋の特徴や紫色を生かした簡単レシピを紹介!

シャドークイーンとは?芋の特徴や紫色を生かした簡単レシピを紹介!

シャドークイーンは、北海道で開発された紫色のじゃがいもです。加熱しても変色しづらく、男爵系のホクホクとした肉質が特徴的で注目を集めています。この記事ではシャドークイーンの特徴や、簡単にできるおすすめレシピを紹介します。見つけたらぜひ挑戦してみてください。

記事の目次

  1. 1.シャドークイーンとは
  2. 2.シャドークイーンの特徴
  3. 3.シャドークイーンの購入
  4. 4.シャドークイーンの食べ方
  5. 5.さまざまな色のじゃがいも
  6. 6.まとめ

おすすめレシピ②紫が鮮やかなポテトサラダ

大人にも子どもにも人気のポテトサラダにも活用できます。定番の食べ方ですが、シャドークイーンを使っていつもと違うポテトサラダを作ってみませんか。仕上げに茹で卵の卵黄をふりかけることで、色のコントラストも美しく華やかな一皿になります。

材料(2人分)

  • じゃがいも…中2~3個
  • 卵…1個
  • マヨネーズ…大さじ2~3
  • 塩コショウ…少々

作り方

  1. ジャガイモと卵はゆでて皮をむき、ジャガイモはつぶす
  2. 卵の白身は細かく切りジャガイモとマヨネーズ、塩こしょうと混ぜる
  3. 卵の黄身をこし器でこしながらかけてできあがり

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おすすめレシピ③シャドークイーンのジャーマンポテト

Photo by june29

ホクホクした味わいが特徴のシャドークイーンは、ジャーマンポテトに活用するのもおすすめです。皮はレンジで加熱する前に剥いても後に剥いてもどちらでもかまいません。

材料

  • ウインナー…6本
  • シャドークイーン…中3~4個
  • 塩…少々
  • コショウ…少々
  • バター…10g
  • にんにく…1片
  • オリーブオイル(サラダ油でも可)…大さじ1
  • 万能ネギ…適量

作り方

  1. シャドークイーンの皮を剥いて乱切り。耐熱容器に入れて中まで火が通るようレンジで加熱する。600wで2分前後、様子をみて加熱する
  2. ニンニクはみじん切り、ウインナーは斜めに切る
  3. フライパンにオリーブオイルを入れる。中火で①がカリッとなるまで焼く
  4. ②と塩コショウを入れてウインナーに火が通るまで炒める
  5. ④にバターを入れて軽く炒める。皿に盛って、万能ネギをお好みの量かけて完成

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おすすめレシピ④シャドークイーンのビシソワーズ

Photo by mumuzule

夏の時期にぴったりなじゃがいもの冷製スープ「ビシソワーズ」を、シャドークイーンで作ってみませんか。作り方も非常に簡単で、まるでレストランのような気分を味わえます。彩りに添える野菜は、オクラの他にパセリなどもおすすめです。レッドペッパーがあれば少量散らすととても鮮やかになります。

材料(4~6人分)

  • シャドークイーン…中3~4個
  • 玉ねぎ…中1個
  • ローリエ…1枚
  • コンソメスープ…300cc
  • 牛乳…300cc
  • バター…5g
  • 塩…少々
  • コショウ…少々
  • 生クリーム…少々
  • オクラ…1本程度

作り方

  1. 側をむいたシャドークイーンをサイの目切りにする。玉ねぎもサイの目に切る
  2. シャドークイーンは、串が通るくらいに茹でる
  3. バターで、透明感が出る程度に玉ねぎを炒める
  4. 水気を切ったシャドークイーンと、玉ねぎ、ローリエを鍋に入れてコンソメスープで10分ほど加熱する
  5. ハンドミキサーなどで、なめらかになるまで混ぜる。牛乳を加えてかき混ぜながら加熱
  6. 塩、コショウで味を整えてから火からおろして粗熱をとる。その後、冷蔵庫で冷やす
  7. 器に入れて、生クリーム、オクラの小口切りで飾る。イタリアンパセリもおすすめ

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さまざまな色のじゃがいも

出典:写真AC

近年はシャドークイーンのほかにも、品種改良によってさまざまな色のじゃがいもが誕生しています。カラフルなじゃがいもを組み合わせて料理すると、シンプルな食べ方でもテーブルが華やぎますよ。

ノーザンルビー

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ノーザンルビーも、シャドークイーンと同じようにキタムラサキの種子を活用して作られた品種です。正式な登録名は「ばれいしょ農林56号」といいます。ピンク色に近い赤紫系の果肉が特徴です。皮の色も赤く、肉質はやや粘り気があり比較的煮崩れしにくいタイプのじゃがいもといえます。加熱しても黒く変色しづらい点も魅力のひとつです。

アンデスレッド

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アンデスレッドは、南米アンデス地方原産の「ソラナムフレハ」という品種とアメリカで育成された「アーリーローズ」という品種を掛け合わせて作られたじゃがいもです。アンデスレッドのほかにネオデリシャス、レッドアンデス、アンデス赤と呼ばれることもあります。皮が赤く、中は黄色いじゃがいもで、皮ごと調理すると色合いが美しくおすすめです。

レッドムーン

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レッドムーンもアンデスレッドと同じく外皮が赤で果肉が黄色のじゃがいもです。粉っぽい肉質が特徴のアンデスレッドに対し、レッドムーンは粘り気のある肉質をしています。形が楕円形であることも、アンデスレッドとの大きな違いです。食べ方はアンデスレッドと同様、皮ごと調理すると色の美しさを楽しめます。

まとめ

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とても鮮やかな紫色が印象的なシャドークイーンは、一見奇抜な印象を与えるため、食べ方など迷ってしまいがちです。しかし、粉ふきいもやポテトフライなど簡単なレシピでもおいしく食べられます。紫の食材を料理にプラスすると食卓の彩りがぐっとよくなるためおすすめです。収穫時期になると道の駅などで売られています。見かけたらぜひ購入して食べてみてください。

マリ
ライター

マリ

元農家ライター。野菜づくりの楽しさや役立つ情報を発信していけるよう日々勉強中です。

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