12月7日の誕生花は?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

12月7日の誕生花は?花色ごとの花言葉・誕生石に記念日もご紹介!

12月7日の誕生花は「シクラメン」です。名前の由来や花言葉といった特徴や、育て方について見ていきましょう。シクラメン以外の誕生花や誕生石、記念日、この日に生まれた有名人など、12月7日にゆかりのあるものもあわせて紹介します。

記事の目次

  1. 1.12月7日の誕生花は?
  2. 2.シクラメンの特徴3選
  3. 3.シクラメンの育て方
  4. 4.12月7日の誕生花(シクラメン以外)
  5. 5.12月7日にゆかりのあるもの
  6. 6.シクラメンは冬の鉢花の代表

12月7日の誕生花は?

12月7日の誕生花は「シクラメン」

Photo byNennieinszweidrei

北アフリカや中近東、地中海沿岸を原産地とする球根花、シクラメンが12月7日(12/7)の誕生花です。赤やピンク、黄色に紫といったカラーバリエーションのほか、八重咲きやロココ咲きなど花形も品種によってさまざまなものがあります。また開花期も非常に長く、冬~春にかけての窓際をやわらかく彩る、この季節を代表する鉢花のひとつですよ。

名前 シクラメン
別名 カガリビバナ(篝火花)
英名 sowbread(豚のパン)
園芸分類・形態 球根・多年草
原産地 北アフリカ~中近東、地中海沿岸
開花の時期 10月~3月
花の色 赤、白、ピンク、黄色、紫色
暑さ / 寒さ 普通 / やや弱い ※品種による
特徴 開花期が長い、香りがある

シクラメンの特徴3選

特徴①ギリシャ語を語源とする名前

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シクラメン(Cyclamen)はギリシャ語の「kuklos:円」が語源の名前です。球根の形が丸いことにちなんでいます。また、和名が「カガリビバナ(篝火花)」なのは、そり返るように咲く花のようすが炎のように見えることが理由です。豚が根や茎を食べることから、英語では「sowbread:豚のパン」とも呼ばれていますよ。とてもかわいらしく、ユニークなネーミングといえるでしょう。

特徴②花色ごとの花言葉

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シクラメンは「遠慮」「気おくれ」という全体に共通した花言葉のほか、花色ごとにも花言葉があります。まず赤いシクラメンは「嫉妬」という花言葉があるので、ギフトにはあまり向きません。一方で、白いシクラメンには「清純」、ピンクのシクラメンには「あこがれ」というポジティブなメッセージがついています。ギフトにするなら、これらの色がおすすめですよ。

特徴③品種は大きく分けて2種類

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シクラメンは大別すると、室内で育てる「シクラメン」と、耐寒性が強く冬の屋外でも育てられる「ガーデンシクラメン」の2種類があります。もともとあった「シクラメン」から耐寒性の強い品種が開発され、「ガーデンシクラメン」と呼ばれるようになりました。栽培地域や、庭植え・鉢植えどちらで育てたいかによって、品種を選ぶとよいでしょう。

シクラメンの育て方

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シクラメンの育て方には、地上部の葉を枯らして夏越しさせる「休眠法」と、葉を残したまま夏越しさせる「非休眠法」があります。それぞれのケースの栽培方法について、くわしく解説します。6月ごろの株の状態を見て判断するのが一般的ですが、初心者であれば非休眠法のほうが簡単でしょう。非休眠株は休眠株よりも1カ月程度開花が早い傾向があります。

育て方①栽培環境

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シクラメンは、冬場は室内のよく日に当たる窓辺で管理します。耐寒性のある品種は戸外での栽培も可能ですが、霜が直接当たると株が傷んでしまいます。木の下や軒下など、風除けのできる場所が無難でしょう。梅雨のころからは屋外に出し、雨のかからない通気性のよい日陰で育てます。

育て方②水やり・肥料

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底面給水鉢で育てているシクラメンは、受け皿の水を絶やさないように管理します。普通鉢で育てる場合は、表土が乾いたらその都度水を与えます。夏に休眠させるときには、6月~8月の水やりは不要です。肥料は9月~5月上旬、液体肥料を施します。1週間に1回程度がよいでしょう。非休眠株であれば、夏場も月2回の頻度で薄めの液体肥料を与えます。

育て方③植え付け・植え替え

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シクラメンは市販の草花用培養土を使って植え付けるのが簡単です。赤玉土と腐葉土、日向土細粒の配合土でもよく育ちますよ。植え替えの適期は開花前の9月上旬~中旬です。非休眠株は根鉢を崩さず、土を軽く落としてひと回り大きな鉢に植え替えます。休眠株は土をすべて落とし、根を半分程度切ってから新しい鉢に植え替えましょう。

育て方④増やし方

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シクラメンの球根は分球しないので、子球を分けて増やす方法は取れません。シクラメンを増やすには、種を使用するのが一般的です。開花時に株を2株用意して、人工授粉を行いましょう。結実してから3カ月程度で種が採取できます。冷暗所で保管し、11月ごろに種をまいてくださいね。

12月7日の誕生花(シクラメン以外)

Photo by harum.koh

12月7日の誕生花は、シクラメン以外にもあります。その中から今回は、エキゾチックな雰囲気が魅力の「ラナケリア」と、トゲのある葉が印象的な「ヒイラギ」について、特徴や花言葉を見ていきましょう。ヒイラギの仲間であるセイヨウヒイラギは、クリスマスシーズンの飾りとしても有名ですね。

12月7日の誕生花①ラナケリア

Photo by Monkeystyle3000

ラナケリアは南アフリカ原産の球根花です。花姿がヒヤシンスによく似ているため、「アフリカンヒヤシンス」という名前でも知られています。オレンジ~緑色のグラデーションの花を咲かせる品種や、翡翠色の花を咲かせる品種など、カラフルでエキゾチックな印象の園芸品種が多くありますよ。花言葉は「移り気」「変化」「持続する愛」「好奇心」です。

12月7日の誕生花②ヒイラギ

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ヒイラギはモクセイ科の常緑樹です。同じ属のキンモクセイに似た甘い香りをただよわせます。するどいトゲがあることから、「用心深さ」「保護」といった花言葉がつきました。節分の魔除けとして鬼門の方向に植えたり、玄関脇に植えたりするなどと、古くから縁起物として有名です。光沢のある明るいグリーンの葉も、見応えがあり美しいですね。

セイヨウヒイラギとは?花言葉や開花時期などの特徴や育て方を紹介!のイメージ
セイヨウヒイラギとは?花言葉や開花時期などの特徴や育て方を紹介!
とげのある葉に赤い実を付けるセイヨウヒイラギは、クリスマスリースなどの飾りに使われる植物です。葉の棘に魔除けの効果があるとされる事から、クリスマスホーリーとも呼ばれています。セイヨウヒイラギの特徴や育て方、増やし方について解説します。

12月7日にゆかりのあるもの

Photo byhngahae

最後は誕生石や記念日、この日に生まれた有名人など、12月7日にゆかりのあるものを紹介します。今日が誕生日の与謝野晶子は、大阪府出身の女流歌人です。情熱的な愛をうたった処女歌集「みだれ髪」や、戦地に赴く弟へ向けた「君死にたまふことなかれ」などの作品で知られていますね。

12月7日の誕生石

Photo bysweetlouise

12月7日の誕生石は「ラピスラズリ」です。日本では「瑠璃(るり)」とも呼ばれ、古くから人類に利用されてきました。深い藍色にキラキラと輝くパイライトの粒が、まるで夜空のような美しさです。ピアスやネックレス、ブレスレットなどアクセサリーとしての流通も多く、ギフトにも取り入れやすい宝石ですよ。女性にはもちろん、男性へのギフトにも人気があります。

12月7日生まれの有名人

Photo bynanoslavic

12月7日生まれ(星座はいて座)の有名人は、以下のような人々です。森博嗣さんは愛知県出身の推理小説家で、工学博士の知識を活かした「理系ミステリ」で有名です。「すべてがFになる」「スカイ・クロラ」など、映像化された作品も複数ありますね。

  • 西郷隆盛(政治家、軍人)
  • 与謝野晶子(歌人)
  • 森博嗣さん(推理小説家)

12月7日の出来事・記念日

フリー写真素材ぱくたそ

クリスマスツリーの日

12月7日は「クリスマスツリーの日」です。1886年のこの日、日本で初めてクリスマスツリーが飾られたことにちなみます。場所は横浜、小売業者の明治屋というお店でした。横浜に滞在している外国人船乗りのために飾られたもので、あわせてクリスマスセールを行うことを、チラシで宣伝したといわれます。現在のクリスマス商戦のさきがけですね。

シクラメンは冬の鉢花の代表

Photo by yamada*

株元を覆う葉とすらりと伸びた花茎が美しいシクラメンは、冬の鉢花の代表です。やわらかな色合いの花で、室内を明るく彩ります。お歳暮や挨拶などの贈答品にもよく利用されますね。狭いスペースでも飾れる上に手入れも比較的簡単なので、誕生日のギフトにもおすすめですよ。多数ある園芸品種は花形やカラーバリエーションに富んでいて、近年では香りが楽しめる品種も人気です。

おもち
ライター

おもち

幼少期、母とふたりでつくった小さな花壇が宝物でした。季節の移り変わりを色とりどりの花で知るのがとても好きです。

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