5月13日の誕生花は?
5月13日の誕生花は「サツキ」
日本を原産とする常緑低木、「サツキ(皐月)」が5月13日(5/13)の誕生花です。あざやかな花色や丈夫な性質で人気が高く、古くは江戸時代から多くの園芸品種が作られました。日本を原産とする花で、育て方が簡単なのも魅力のひとつです。園芸用の乱獲や河川の護岸工事、ダムの建設などが原因で、数が減りつつあることが問題視されています。
名前 | サツキ(皐月) |
園芸分類・形態 | 庭木、花木・低木 |
原産地 | 日本 |
開花の時期 | 5月下旬~6月上旬 |
花の色 | ピンク、白、赤、紫など |
暑さ / 寒さ | 強い / 強い |
特徴 | 育て方が簡単、盆栽向き、暑さに強い |
サツキの特徴3選
まずはサツキの特徴について、「名前の由来」「江戸時代から愛されている」「ツツジとの見分け方」の3つをご紹介しましょう。江戸時代の栽培ブームのころから、サツキとツツジは密接な関係があるのですね。
特徴①名前の由来は開花時期
サツキという名前の由来は開花時期です。開花時期である5月中旬~6月上旬を旧暦で「サツキ(皐月)」と呼ぶことにちなんで、この名前がつきました。また、ツツジ科の植物であるサツキはツツジの花ともよく似ています。もともと「サツキツツジ」と呼ばれていたところから「ツツジ」が省略され、現在の「サツキ」という名前になったという説もありますよ。
特徴②江戸時代から愛される花
サツキは江戸時代から記録に名前が残っており、ツツジから作られた園芸品種だという説もあります。中期にはツツジの栽培がブームとなり、その流れのなかでサツキも栽培が盛んになりました。丈夫で育て方が簡単な点も、愛されたゆえんかもしれませんね。江戸時代も現在と同じように、サツキはあざやかな花色で人々の心を和ませていたのでしょう。
特徴③ツツジとの違いは大きさと開花時期
サツキとツツジを見分けるときにまずポイントとなるのは、花の大きさです。2cm~3cmほどの小ぶりの花を咲かせるサツキに比べ、ツツジは5cm~7cmとひと回り近く大きいサイズの花を持ちます。また、開花の時期もふたつを区別するポイントです。開花はツツジの方が3月~4月と早く、ツツジが終わった5月からサツキの開花が始まります。
ボタニ子
ボタ爺
次のページでは、サツキの育て方や花言葉について解説するぞ。
咲いている時期や花の大きさを見れば、ツツジとサツキは区別できるんだね!