5月27日の誕生花は?
5月27日の誕生花は「オダマキ」
個性的な花姿がかわいらしいオダマキが、5月27日(5/27)の誕生花です。雑種を作りやすいという性質から、非常に多くの園芸品種を持ちます。いずれも丈夫な宿根草で、根元にまとまって葉がつくことが特徴です。長い栽培の歴史の中で、白やピンク、オレンジなど、花色もバリエーション豊富になりました。
名前の由来
オダマキという名前は、麻糸を巻くために使う苧環(おだまき)という道具が由来です。花の形が似ているため、このような名前が付きました。同じように糸巻きにも似ているので、「イトクリソウ(糸繰草)」という別名もあります。英名の「コランバイン(Columbine)」は「鳩のよう」という意味です。こちらはつぼみの形にちなんでいます。
名前 | オダマキ(苧環) |
別名 | イトクリソウ(糸繰草) |
園芸分類・形態 | 草花・多年草 |
原産地 | 北米大陸、ユーラシア大陸 |
開花の時期 | 5月~6月 |
花の色 | 白、赤、ピンク、黄色、青、紫など |
暑さ / 寒さ | 普通 / 強い |
特徴 | 開花期が短い、日陰でも育つ、耐寒性が強い |
オダマキの花言葉
オダマキ全体に共通する花言葉は「愚か」です。「ネガティブな花言葉だからギフトにはちょっと…」と躊躇してしまうかもしれませんが、オダマキには個別の花言葉がつけられている花色もあります。ポジティブな花言葉の花色を選べば、ギフトにしても大丈夫ですよ。
白いオダマキの花言葉
白いオダマキの花言葉は「あの人が気がかり」です。しっとりとした白い花が、相手を思いやる優しさをイメージさせたのでしょう。お祝いの花としては不向きですが、お見舞いや相手を元気づけたいときに贈れば、真心のこもったギフトになりますね。
赤いオダマキの花言葉
「心配してふるえている」という花言葉がつけられているのは、赤い花色のオダマキです。こちらも白のオダマキ同様、相手を気遣う心がこめられた言葉ですね。「不安でおびえている」という自分の状態とも読み取れるので、ギフトには使わないほうが無難でしょう。
紫のオダマキの花言葉
ヨーロッパでは昔、オダマキの葉を両手にこすりつけると勇気が出ると信じられていました。紫色のオダマキにつけられたのは、その言い伝えにちなんだ「勝利への決意」という花言葉です。大事なコンテストや試験を控える人へ、エールをこめて贈りたいですね。