5月22日の誕生花は?
5月22日の誕生花は「カモミール」
ヨーロッパ、特にドイツで薬用として使われるカモミール(ジャーマンカモミール)が、5月22日(5/22)の誕生花です。白くかわいらしい花はリンゴに似た香りがあり、観賞用としても非常に人気がありますよ。特徴や育て方など、カモミールについて学んでいきましょう。
名前 | カモミール |
別名 | カミツレ(加密列) |
園芸分類・形態 | ハーブ・一年草 |
原産地 | ヨーロッパ、中央アジア、モンゴルなど |
開花の時期 | 3月~6月 |
花の色 | 白 |
暑さ / 寒さ | 弱い / 強い |
特徴 | 香りがある、開花期が長い、耐寒性がある |
カモミールの特徴4選
まずはカモミールについて「名前」「香り」「ハーブ」「花言葉」の4つの切り口から特徴を見ていきましょう。ハーブとしても人気の高いカモミールは、特に紅茶でいただく「カモミールティー」が有名ですね。とても可憐な花ですが、しなやかで力強い花言葉がつけられています。
特徴①薬効や歴史が由来の名前
学名のマトリカリアは、ラテン語の「matrix:子宮」が語源です。ハーブとしてのカモミールの薬効にちなんだ名前だという説があります。また、一般名のカモミールは、ギリシャ語を語源としています。もとになった「chamaimelon」は、大地のリンゴという意味です。和名のカミツレ(加密列)はオランダ語の「カーミレ(kamille)」が語源。江戸時代、蘭学とともに日本にやってきた歴史に由来しています。
特徴②リンゴのようなさわやかな香り
カモミールは、リンゴのような甘さと干し草を思わせる少し青くささが混じったような香りがします。花瓶に飾れば、初夏のさわやかな空気が部屋いっぱいに広がります。生花の香りも人気ですが、乾燥させてハーブティーにすると、その香りがさらに甘くなるのが特徴です。蜜がたっぷり入ったリンゴのような香りで、とてもリラックスできますよ。
特徴③ハーブとしての楽しみ方もさまざま
花を観賞する以外に、ハーブとしても活用できるのがカモミールの魅力です。紅茶やクッキーなどの食用のほか、入浴剤や足湯、シャンプー、アロマオイルなど、さまざまな楽しみ方がありギフトにもおすすめです。森林の中にいるようなさわやかさは、高いリラックス効果があります。それほどきつくない香りなので、香水が苦手という人でも挑戦しやすい香料です。
特徴④勇気をもらえる花言葉
カモミールの花言葉は、「逆境に耐える」「逆境から生まれる力」です。カモミールが地面をはうように花を咲かせ、踏まれてもしおれずに育つ丈夫な花であることにちなんでいます。かわいらしい花の姿とポジティブな花言葉に、勇気をもらえそうですね。ギフトとして贈っても、きっと喜んでもらえますよ。