5月25日の誕生花は?
5月25日の誕生花は「ニゲラ」
春も盛りの4月下旬、ふわっとやわらかな花を咲かせるニゲラが5月25日(5/25)の誕生花です。地中海沿岸~西アジアに分布している一年草で、花壇や鉢植え、切り花として多く利用されています。3,000年以上前の古代エジプトでは観賞用のほか、スパイスとしても大切にされてきた歴史があります。青や白、ピンクなどの華やかな色をした花びらのような部分は萼(ガク)です。
名前 | ニゲラ |
園芸分類・形態 | 草花・一年草 |
原産地 | 地中海沿岸~西アジア |
開花の時期 | 4月下旬~7月上旬 |
花の色 | 白、ピンク、紫、青 |
暑さ / 寒さ | 弱い / 強い |
特徴 | 開花期が長い |
ニゲラの特徴3選
まずはニゲラの特徴について、「名前の由来」「花言葉」「ギフト」の3つを見ていきましょう。派手さはないですが個性的な花姿のニゲラは、ギフトにしてもインパクト抜群です。夢にちなんだ花言葉を添えて、なかなか会えない大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。
特徴①名前の由来はユニークな花姿
ニゲラ(Nigella)の語源はラテン語です。種が黒いことから、「Niger:黒」が変化してニゲラという名前になりました。一般的に呼ばれる「ニゲラ」のほかには、「Love in a mist:霧の中の恋」「Devil in a bush:茂みの中の悪魔」といったロマンチックな英名があります。どちらも糸状の葉や果実の先端にある角状の突起など、ニゲラの花姿にちなんだ名前ですね。
特徴②「夢」に関連する花言葉
ニゲラの花言葉には、夢に関連するものがあります。「夢の中で会いましょう」と「夢の中の恋」です。英名が「Love in a mist」であることから、ぼんやりと曖昧な夢を連想した花言葉がついたのでしょう。そのほかの花言葉も「深い愛」「困惑」「ひそかな喜び」など、どことなくミステリアスな印象を抱くものばかりですね。
特徴③ギフトのバリエーションも豊富
かわいらしい花姿とすっきりとした色味が美しいニゲラは、ギフトとして贈るのにもぴったりです。生花をブーケやアレンジメントにするのはもちろん、ドライフラワーにも適しています。シンプルに束ねて壁に飾ってもシックな雰囲気で素敵ですし、ほかの花とあわせたハ―バリウムも華やかです。繊細なレースのような葉が個性的で、とてもおしゃれですね。
ボタニ子
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