5月14日の誕生花は?
5月14日の誕生花は「フクシア」
うつむくようにベル状の花を咲かせる姿がユニークなフクシアが、5月14日(5/14)の誕生花です。中南アメリカを中心に、西インド諸島やオーストラリアなどに広く分布しています。1900年代から盛んに品種改良が行われており、現在でも毎年のように新しい園芸品種が誕生しています。花色や咲き方などのバリエーションが豊富なのも、根強い人気の理由です。
名前 | フクシア |
園芸分類・形態 | 庭木、花木・低木 |
原産地 | 中南米を中心に広く分布 |
開花の時期 | 4月~7月、10月~11月 |
花の色 | 白、ピンク、赤、オレンジ、紫など |
暑さ / 寒さ | 弱い / 弱い |
特徴 | 常緑性、開花期が長い |
フクシアの特徴
まずフクシアの特徴について、「名前」と「育て方」のふたつをご紹介します。発見者ではない人の名前が花名の由来になっているのは、少しめずらしいケースですね。耐暑性、耐寒性に弱い性質をカバーすることが、育て方のポイントです。
特徴①名前の由来は植物学者
フクシアの名前は、ドイツの植物学者レオンハルト・フックスが由来です。この花を発見したフランスの植物学者チャールズ・プルミエが、フックスをとても敬愛していたことにちなんでいます。また、日本では「ツリウキソウ(釣浮草)」、英語圏では「Lady’s eardrop(貴婦人の耳飾り)」などの別名でも親しまれています。どちらも個性的な花姿によるものです。
特徴②育て方のポイントは「暑さ・寒さ対策」
高冷地や薄暗い森に自生するフクシアは、環境の異なる日本で栽培するのはやや難しい植物です。育て方のポイントは、夏の暑さと冬の寒さへの対策をしっかり取ること。夏場は風通しのよい、涼しい日陰に置き場所を移しましょう。さらにハンギング仕立てにすると、地面からの熱が防げておすすめです。霜が降りるころになったら、暖かい屋内に移動させて越冬します。
ボタニ子
ボタ爺
次のページではフクシアの花言葉、フクシア以外の誕生花について紹介するぞ。
過ごしやすい気候の春と秋は、屋外の日なたで管理しても元気に育つよ!