日陰にオススメのグランドカバー21選！湿気や踏みつけに強い植物は？

レモンに似た香りと明るい葉色が魅力のハーブがレモンバームです。6月～7月にかけて咲く白い花が、さわやかな香りと明るい葉色とあわせて庭に清涼感を与えてくれますよ。レモンバームの香りには虫が嫌う成分シトロネラが含まれているため、植えるだけで虫除け効果が期待できるカバープランツです。

ローズマリーは清涼感あふれる強い香りが特徴のハーブです。日当たりがよく乾燥した場所を好みますが、半日陰でも十分に育ちます。上に向かって成長する「木立性」と、地面をおおうように成長する「ほふく性」の2種類があり、グランドカバー向けの種類は後者です。香りに虫の嫌う成分カンファーが含まれているため、虫除け効果が期待できます。

アップルミントはミントの一種で、ハッカに青リンゴを混ぜたような香りが魅力のハーブです。香りに虫が忌避する成分メントールが含まれているため、虫除け効果が期待できます。生命力が強く手入れ不要な点も魅力です。しかし繁殖力が強過ぎるため、ほかの植物を駆逐してしまう恐れがあります。植えるときはほかの植物がない場所を選び、地中までしっかり区切って管理しましょう。

グランドカバーは日陰でも育つ丈夫な種類が多いため、庭の緑化を助け、美観を高めるのに大いに貢献してくれます。湿気に強い種類なら苔のかわりに、踏みつけに強い種類なら芝生のかわりに使えるから、和風・洋風どちらの庭でも問題なく利用できますよ。たくさんあるグランドカバープランツの中から好みや用途にあったものを選んで、庭の美観アップにお役立てください。