日陰にオススメのグランドカバー21選!湿気や踏みつけに強い植物は?

日陰にオススメのグランドカバー21選!湿気や踏みつけに強い植物は?

グランドカバーは庭の美観を高めるガーデンアイテムです。なかでも日陰でも育つ丈夫で手間のかからないグランドカバープランツが注目されています。日陰の強いグランドカバーが注目される理由や選び方、おすすめの種類について解説します。

記事の目次

  1. 1.日陰に強いグランドカバープランツがおすすめ!
  2. 2.日陰に強いグランドカバープランツの選び方
  3. 3.日陰に強いグランドカバー7選
  4. 4.花が魅力的で日陰に強いグランドカバー5選
  5. 5.踏みつけても大丈夫で日陰に強いグランドカバー6選
  6. 6.虫除けも期待できる日陰に強いグランドカバー3選
  7. 7.日陰でも育つグランドカバーで庭をより美しく!

花が魅力的で日陰に強いグランドカバー5選

①ツルニチニチソウ

出典:写真AC

分類 ・キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属
・常緑性つる植物
草丈 1m以上
耐暑性 普通
耐寒性 普通
おすすめの環境 日なた~日陰

ツルニチニチソウはニチニチソウに似た愛らしい花と、きれいな葉色が魅力のつる植物です。暑さと寒さに特別強い植物ではありませんが、傾斜地のような過酷な環境でも育つ強靭さと繁殖力があるため、日なたでも日陰でも育ちます。つるが茂り過ぎると病害虫の被害が出やすくなるため、定期的に切り戻しましょう。

ツルニチニチソウは日陰でも育ちますが、光が足りないと花つきが悪くなってしまいます。花をたくさん見たいなら半日陰がよいですよ。

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ツルニチニチソウの育て方!剪定・冬越し方法や枯らさないためのコツを解説!
ツルニチニチソウは、グランドカバーやハンギングなどに利用される植物です。育て方も簡単で、葉の美しいリーフプランツとして人気があります。春から初夏にかけて青色などの花も咲かせます。ツルニチニチソウの特徴や育て方、また剪定・冬越し方法などのコツを見ていきましょう。

②クリーピングタイム

Photo by hiro_y

分類 ・シソ科イブキジャコウソウ属
・常緑性多年草
草丈 10~15cm
耐暑性 強い
耐寒性 強い
おすすめの環境 半日陰

クリーピングタイムはハーブの一種タイムの仲間です。地表を這うように成長し小さめの葉を密にして広がるため、まさにグランドカバーにうってつけの植物といえるでしょう。成長して株が充実すると、初夏に手鞠型の小さな花をたくさん咲かせて、見事な光景を見せてくれますよ。ハーブなので葉をカットすると、すがすがしい香りがするのも魅力的です。

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料理などに使われるコモンタイムと違い、主にグラウンドカバーとして使われているクリーピングタイム。ピンクや白の小花のじゅうたんを作ったり、鉢から咲きあふれたりする様子はガーデナーの憧れです。実は意外と簡単に育てられるクリーピングタイムについてご紹介します。

③ヒメツルソバ

Photo by "KIUKO"

分類 ・タデ科イヌタデ属(ペルシカリア属)
・常緑性多年草
草丈 5~10cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通~やや弱い
おすすめの環境 半日陰

ヒメツルソバは金平糖のようなピンク色の花が愛らしい多年草です。開花時期が非常に長く、4月~11月まで咲き続けます。手入れ不要で生命力も強いことから、ロックガーデンにも用いられている草花です。耐寒性がやや低く冬になると地上部が枯れることがありますが、春になれば復活します。しかし土壌が凍結すると枯死するため、寒冷地では防寒対策が必要です。

ヒメツルソバは繁殖力が高いから、ほったらかしにしていると広がり過ぎてしまう恐れがあるんだ。定期的に剪定作業を行って調整しようね。

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ヒメツルソバという植物をご存じですか?一目見れば「ああ、これか!」と誰もが口にしてしまうほど見慣れた植物であることがおわかりになるでしょう。今回はグランドカバーとしても便利に使えるヒメツルソバの特徴と、育て方や増やし方、管理の方法などを解説していきます。

④ベロニカ・オックスフォードブルー

Photo by NakaoSodanshitsu

分類 ・ゴマノハグサ科ベロニカ属
・常緑性多年草
草丈 10cm前後
耐暑性 強い
耐寒性 強い
おすすめの環境 日なた~半日陰

4月~5月にかけて愛らしい青い花を咲かせる宿根草がベロニカ・オックスフォードブルーです。明るい緑色の葉は秋~冬にかけて銅葉となり、春~初夏の開花期とはまた違う美しさを見せてくれます。植える場所は花つきと葉色をよくするため、明るめの半日陰がおすすめです。優しい色あいとシンプルな株姿のおかげで、ほかの植物とあわせやすいことも人気の理由です。

ヨーロッパ原産の草花ですが、優しくシンプルな花姿で和風の庭にも洋風の庭にもよくあいます。これも人気の理由なんですよ。

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ベロニカ・オックスフォードブルーの育て方!上手な増やし方もご紹介!
ベロニカオックスフォードブルーは、春先に濃いブルーの小さな花を咲かせる植物です。丈夫で育てやすくガーデニング初心者でも簡単に増やせます。また秋には銅葉にもなり、とてもシックな姿に早変わりします。ベロニカオックスフォードブルーの育て方と増やし方を見てみましょう。

⑤サギゴケ

出典:写真AC

分類 ・ゴマハノグサ科サギゴケ属
・常緑性多年草
草丈 3~10cm
耐暑性 強い
耐寒性 強い
おすすめの環境 明るめの半日陰

サギゴケは名前にコケ(苔)がついていますが、常緑性の多年草です。地表を這うように広がる性質と、鳥のサギに似た花姿からサギゴケ(鷺苔)と名づけられました。もともと日本の自生種なので、和風の庭によくあい、手入れ不要で育ちます。乾燥が苦手なので湿地よりの土壌が向いています。日陰でも十分に育ちますが、花つきをよくしたいなら明るめの半日陰がおすすめです。

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サギゴケの育て方!植え方・増やし方や寄せ植えの仕方をご紹介!
サギゴケと聞くと、苔の一種かな?と思うかもしれません。しかし、コケと名前が付いていながら、可憐な花を咲かせる丈夫な植物で良く育ちます。コツを押さえれば初心者でも簡単に冬越しできます。今回は、サギゴケの植え方や増やし方などの育て方、楽しみ方をご紹介いたします。

踏みつけても大丈夫で日陰に強いグランドカバー6選

①クラピア

出典:写真AC

分類 ・クマツヅラ科イワダレソウ属
・常緑性多年草
草丈 1.5~2.5cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通
おすすめの環境 日なた~半日陰

日本の在来種イワダレソウをグランドカバー用に改良した園芸品種がクラピアです。踏めば踏むほど葉が小さくなり密度が増すため、踏みつけるごとに、きれいな緑が広がっていきます。乾燥に強く、雑草抑制効果や地温の上昇を緩和する効果もあるため、砂漠や乾燥地の緑化運動にも用いられているグランドカバープランツです。5月~9月に咲く花も可愛らしくて人気があります。

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クラピアの育て方!栽培方法や管理のコツと注意すべき点を詳しく解説
クラピアはイワダレソウを改良して作出されたグランドカバープランツです。繁殖力が強く雑草効果があり、育て方が簡単で花も楽しめるため、芝生に代わるグランドカバーとして注目されています。そんなクラピアの育て方や注意すべき点などを見ていきましょう。

②ディコンドラ(ミクランサ)

出典:写真AC

分類 ・ヒルガオ科ディコンドラ属
・常緑性多年草
草丈 3~10cm
耐暑性 強い
耐寒性 普通~やや弱い
おすすめの環境 半日陰~日陰(ミクランサ種)

ハート形の小さな葉が人気のディコンドラには緑葉のミクランサ種と、銀白葉のアルゲンテア種の2種類があります。このうち日陰に植えるなら、耐陰性があって湿り気のある土壌を好むミクランサ種です。踏みつけに強く、環境があえば何もしなくても増えていきます。耐寒性が低いため冬場は地上部が枯れることがありますが、春になれば芽吹くので問題ありません。

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ディコンドラ(ダイコンドラ)の育て方!水やりの管理・増やし方など!
ディコンドラは育て方が簡単で、可愛らしい小さな円い葉を密生させて広がる、酷暑続きの夏にも耐えてくれる強い植物です。そのためグラウンドカバープランツとして、寄せ植えの素材などにも広く利用されています。そんなディコンドラの育て方をまとめました。

③ヒメイワダレソウ

出典:写真AC

分類 ・クマツヅラ科イワダレソウ属
・常緑性多年草
草丈 5~15cm
耐暑性 強い
耐寒性 強い
おすすめの環境 日なた~明るめの半日陰

ヒメイワダレソウは踏みつけに耐える生命力と旺盛な繁殖力、初夏に咲く花の可憐さで人気があるグランドカバープランツです。雑草抑制効果やカメムシなどの害虫忌避効果もあることから、コンパニオンプランツとしても用いられています。耐陰性はありますが光が不足すると花つきや葉色が悪くなってしまうため、半日陰が最適の植え付け場所です。

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ヒメイワダレソウ(リッピア)の育て方!手入れや管理のコツを解説!
ヒメイワダレソウ(リッピア)は、クマツヅラ科の宿根草です。白い可愛い花が咲き、繁殖力旺盛なヒメイワダレソウ。庭の雑草防止、敷地の法面などのグランドカバーに最適なヒメイワダレソウ(リッピア)について、開花時期、育て方、グランドカバーとしての活用法を説明します。

④リシマキア・ヌンムラリア

出典:写真AC

分類 ・サクラソウ科オカトラノオ(リシマキア)属
・常緑性多年草
草丈 5~15cm
耐暑性 普通
耐寒性 強い
おすすめの環境 半日陰~日陰

リシマキア・ヌンムラリアはリシマキアの一種で水草のかわりになるほど湿度を好む性質から、湿地でも育つグランドカバープランツとしてもよく利用される植物です。地表を這うように成長し日陰でも問題なく育ちますが、5月~6月に咲く花をたくさん見たいなら、明るめの半日陰がよいでしょう。

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リシマキア・ヌンムラリアの育て方!グランドカバーの管理方法を紹介!
リシマキア・ヌンムラリアは、グランドカバーとして人気が高い植物です。栽培における手間もかからず、初心者や時間がないという人にも管理しやすいですよ。この記事では、リシマキア・ヌンムラリアの特徴や栽培のポイント、冬越しの方法などを紹介します。

⑤プラティア・プベルラ

分類 ・キキョウ科プラティア属
・常緑性多年草
草丈 10~20cm
耐暑性 やや弱い
耐寒性 強い
おすすめの環境 明るい半日陰

5月~6月に薄紫や白の星型の花が愛らしいプラティア・プベルラは、女性に人気がある草花です。可憐な見た目に反して丈夫な植物ですが、高温と直射日光を苦手としています。植える場所は半日陰で風通しのよい涼しい場所がおすすめです。耐寒性はありますが、冬の間は地上部が枯れたり茶色く変色したりすることがあります。

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プラティアの育て方!冬越しのポイントや水やりなど管理のコツをご紹介!
プラティアは、成長しても草丈が10cmほどにしかならない小ぶりの植物です。常緑性の多年草で育て方も簡単なため、花壇の寄せ植えやグランドカバーなど、ガーデニングに幅広く利用されています。白色や紫色の花を咲かせるプラティアの、特徴や育て方などを紹介します。

⑥レイタータイム

分類 ・シソ科イブキジャコウソウ属
・常緑性多年草
草丈 5~10cm
耐暑性 強い
耐寒性 強い
おすすめの環境 半日陰

クリーピングタイムをグランドカバー用に改良した園芸品種が、レイタータイムです。踏みつけに強いため、芝生がわりにしても問題ありません。開花時期は6月~8月で、ピンク色の愛らしい花を咲かせます。日陰でも育ちますが、花をたくさん咲かせたいなら明るめの半日陰がおすすめです。耐暑性はありますが過湿に弱いため、梅雨入り前に刈り込んで通気性をよくします。

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レイタータイムとは?特徴や育て方をご紹介!グランドカバーに最適?
レイタータイムという植物をご存知でしょうか。レイタータイムはハーブの種類であり、グランドカバーの目的で改良された品種です。花壇や庭の管理の対策として、レイタータイムは芝生に代わって人気があるといわれていますが、どんな植物なのでしょうか。
ボタニ子

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